浜松・鍛治町に7月17日、ゴーストの世界を表現した「HAUNTED RESTAURANT（ホーンテッドレストラン）浜松」（浜松市中区鍛冶町、TEL 053-413-2223）がオープンした。

死後の世界から訪れた召使と執事の役割を担うスタッフ

　レストランをチェーン展開するパートナーズダイニングが展開する同店。6月26日の東京・八王子店を皮切りに、全国6店舗の中の一つとして市内にオープン。「ゴーストに取りつかれた屋敷」をテーマに、従来の監獄レストラン「ザ・ロックアップ」をリニューアルし、オープンにこぎ着けた。

　暗闇に包まれた店内は、死後の世界を想定。鉄格子に囲まれた客席はすべて個室で全140席。死後の世界からやってきた召し使いと執事の格好をしたスタッフに、料理やドリンクをオーダーする。料理は鋳鉄製のフライパン・スキレットで提供。「魔よけの豚バラ焼き」や「鮮血のナポリタン」（以上700円）、「食べると怖い夢を見るビーフシチュー」（900円）など、ネーミングもユニークな料理は50種類以上。7種類そろうデザートは墓場をイメージした「ホーンテッドパフェ」（700円）が人気だという。30種類食べ放題の「ナイトメアコース」（2,300円）は、当日でもオーダー可能で、50種類食べ放題の「ファントムマナーコース」（2,800円）は2人からの予約でいずれもソフトドリンク付き。アルコールはプラス料金で90分、60種類以上のメニューから選べる。

　「死後の世界は怖いイメージだが、空間を楽しんでほしい」と店長の宮川智和さん。屋敷の主と仮定する富豪・スキレット伯爵が平日1回、金曜・土曜2回、自己紹介のためにテーブルに突然訪れるというサプライズも用意している。「コースは子ども料金も用意しているので、家族みんなが楽しい場所だと感じてもらいたい。また来たいと思ってもらえるよう、スタッフ一同で全力を注ぎたい」とも。

　営業時間は17時～24時。