お盆の帰省時期の現在、浜松駅で土産商品が数多く販売されている。

　2015年3月にキオスクが集計した浜松駅の売れ筋お土産ランキングは、1位が「うなぎパイ12本入り」（962円）、2位「大砂丘チーズ」（950円）、3位「源氏パイ　ピアノブラック」（648円）となっている。

　当編集部が浜松駅を利用する20～60代の男女20人に「浜松のお土産と言えば何を持っていきますか」というアンケートを行った所、1位が「うなぎパイ」（19票）、2位が「ウナギ」（3票）と「源氏パイ」（3票）となった。ほかにも、ウナギの頭などの残りを使い育てた遠州産のサツマイモであるうなぎいもを使った「うなぎいもタルト」や「浜松ラスク」、「三ヶ日みかん蜂蜜ロール」などを浜松土産として挙げる人もいた。

　売れ筋ランキングと実際の利用者の声ともに1位であった「うなぎパイ」は県外からも人気が高く、アンケート当日愛知県に帰るという30代男性は「うなぎパイは親が好きなので」と話す。浜松市在住の30代男性は「うなぎパイ」を浜松の定番お土産とした上で、「最近のお薦めは治一郎のバウムクーヘン」と話していた。

　ランキング10位の「カステラ饅頭（まんじゅう）」を販売する「秋芳堂」専務の藤本桂（かつら）さんは「大手メーカーのお菓子が上位に数多くランクインする中、当店の商品が10位にランクインしているのは光栄。これからも地域のお菓子屋として多くの方に喜んでいただける商品を作っていきたい」と話す。