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浜松で地元産の着物や浴衣の良さ伝えるイベント「いとへんのまち」 伝統技術実演なども

イベントでも披露する「浜松注染(ちゅうせん)」の伝統技術

イベントでも披露する「浜松注染(ちゅうせん)」の伝統技術

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 浜松・千歳のコワーキングスペース「Any」(浜松市中区千歳町)で3月19日・20日、浜松の浴衣や着物を紹介するイベント「いとへんのまち」が開催される。主催は「いとまちプロジェクト」。

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 浜松の浴衣や着物にまつわる作り手たちが集まり結成した同プロジェクト。「浜松産の浴衣や着物を多くの方に好きになってほしい」という思いから、それらを紹介する企画を考案。ワークショップから販売まで行うバラエティー豊かなイベントを開催することにした。

 イベントには企業や商店など9団体が参加。「二橋染工場」(中区常盤)は職人が会場で「浜松注染(ちゅうせん)」の伝統技術を披露。手染めの着物などを作る「きもの千の月」は作家が筆で着物に絵を描く実演をする。着物店「ファッションきものいしばし」(中区田町)は注染浴衣の無料試着コーナーを用意する。

 遠州地方で織られる伝統生地「遠州綿紬(つむぎ)」を使った商品などを販売する「ぬくもり工房」(北区染地台)は、遠州綿紬の生地を使ってしおりを作るワークショップを用意。「実際に生地に触れることで親しみを感じていただけたら」と同プロジェクトスタッフの岸田明日美さん。浜松注染の職人「喜多屋商店」は、手拭いを使った生活雑貨のラッピング方法をレクチャー、色彩検定などのスクールを行っている「ART colore」(南区渡瀬)は似合いの色を診断するパーソナルカラー診断を行う。ほかにも浜松注染浴衣の販売や着物にまつわるトークイベントなども行われる。

 「着物を着たことがない方でも大丈夫」と岸田さん。「少しでも興味のある方にはぜひ足を運んでいただきたい」とも。

 開催時間は10時~18時(20日は17時まで)。入場無料。

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