浜松・舞阪町弁天島の「浜名湖体験型学習施設ウォット」（浜松市西区舞阪町弁天島、TEL 053-592-2880）で現在、「パンダウナギ」の展示を行っており、1月31日まで同ウナギの愛称を募集している。

パンダウナギの展示スペースの様子

　「パンダウナギ」はニホンウナギが突然変異して白黒の模様になったものの俗称で、譲り受けた地元の養鰻業者によると、数万匹に1匹発生するといわれているという。現在展示されているものは体長約40センチ、直径約2センチのもの。

　上野動物園（東京）の赤ちゃんジャイアントパンダ「香香（シャンシャン）」にあやかり、約半年前から展示を行っていたが、昨年末に同所でウナギの企画展を開催した時に、水槽内にパンダの置物を置いたところ人気となったため、企画展終了後もそのまま展示を行っている。

　これまで飼育されている魚に固有の名前を付けることはしていなかったが、パンダウナギは柄に特徴があり判別が簡単にできるため、同所で始めて名前を付ける企画を行う。名前は本家のジャイアントパンダにならい同じ漢字を2回繰り返したもので、地名にゆかりのある「浜浜（ヒンヒン）」「名名（メイメイ）」「湖湖（ココ）」「舞舞（マイマイ）」「阪阪（ハンハン）」「弁弁（ベンベン）」「天天（テンテン）」の7つの候補を用意。水槽横に設置した投票箱へ投票する。

　スタッフの大竹純也さんは「これまでも何度かパンダウナギを展示してきたが、今回のものは柄がよりはっきりしており、今までのとは違うかわいらしさがある。名前を付けてもらい、愛されてもらいたい」と話す。

　営業時間は9時～16時30分。料金は、大人＝310円、高校生以下無料。月曜（祝日の場合は翌火曜）休館。