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浜松市美術館がリニューアル後初展示会 特別企画でゴッホの初期作品「農婦」も

浜松市美術館がリニューアル後初展示会 特別企画でゴッホの初期作品「農婦」も

多くの方の来場に期待する、学芸員の袴田知恵さん

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 浜松市美術館(浜松市中区松城町、TEL 053-454-6801)で現在、日本洋画展「THE 日本洋画150年展」が開催されている。

 同館は昨年9月から一時閉館し、今月14日のリニューアルオープン。昭和46年に建設された同館は老朽化が進んでいたため、床の張り替えや空調設備などの改修を行った。照明をハロゲンからLEDに変えたことで、より展示品の発色もよく出る空間になったという。さらに、よりよい重要文化財を展示できるように新たにトラックごと入ることのできる搬入口を設けた。今回のリニューアルに伴い、特別展示企画としてゴッホの「農婦」を展示し、日本の洋画を集めた展示会として開催にこぎつけた。

 明治時代から平成までの日本洋画の名作を、64作家79点集めた同展。時代ごとに作品を並べ、どのように日本の画家が洋画を取り入れていったかが分かるように展示する。明治33年にパリ万博に出品された黒田清輝の「木かげ」の隣には和田英作の「ミカンを摘む少女」を配置し、同時期に活躍した画家を対比できるような展示方法をとっている。ほかにも岸田劉生が「肖像の中ではやはり一番いいものの気がする」と日記に記した自信作「毛糸肩掛せる麗子肖像」や、青木繁の「漁夫晩帰」など教科書に出てくるような著名画家の作品を並べる。

 同展では、ゴッホが印象派にふれる前、暗く落ち着いた色調の作品を手がけていた頃の作品である「農婦」を特別展示。画家、中川一政が寝室に飾るほどこよなく愛し、近年になりゴッホの作品と判明されたものだという。広島のウッドワン美術館で平成15年に展示された際には、約10万人が詰めかけたという。

 「日本の洋画を作り上げてきた作家を一同に見ることのできる貴重な展示。教科書に載(の)っているような有名な作品も多いので、子どもたちにも見に来てもらいたい」と学芸員の袴田知恵さん。「この展示を皮切りに、より良い展示ができるので期待してほしい。スタジオジブリの展示や西洋絵画の展示などを予定しているので、年間通して来館してもらえたら」とも。

 開館時間は9時30分~17時。月曜休館。料金は、大人=1,200円、高校・大学生・専門学校生=800円、小・中学生=450円。6月6日まで。

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