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浜松・砂山町にイタリア総菜店 イタリアで修業した店主がワインに合うメニューを

牛の胃袋「ハチノス」を使ったトスカーナ地方の料理「トリッパのトマト煮込み」

牛の胃袋「ハチノス」を使ったトスカーナ地方の料理「トリッパのトマト煮込み」

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 浜松・砂山町に4月1日、イタリア総菜店「ガストロノミア冨屋」(浜松市中区砂山町、TEL 053-401-1038)がオープンした。

イタリアで修業した建築士の親友が設計した店内

 以前は保育士として働いていた店主の冨田龍さん。家族で行ったイタリア料理店で、冨田さんの父がその味に感動したことをきっかけに、イタリア料理で人を喜ばせたいとの強い気持ちを持ち、保育士をやめてイタリアにわたり、現地の総菜店に住み込みで2年半修業した。日本に戻り祖母の家を改装し、約1年の準備期間をへてオープンにこぎ着けた。

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 店舗面積は約29坪。イートインスペースを広くとり、テーブル約20席を用意する。白い塗り壁に、カウンターやテーブルには木材を使い、観葉植物で緑を入れた落ち着いたおしゃれな空間。同時期にイタリアに修業に行った親友の建築士に設計を依頼し、イタリアで見て・感じてよかったものを取り入れた店舗デザインにしたという。カウンターのショーケースに総菜を並べ、量り売り形式で販売する。

 販売する総菜は香味野菜や鶏のだしでほろほろになるまで煮込んだ「豚バラ肉の白ワイン煮込み」(650円)や、4種類のきのこを炒めた「きのこのトリフォラーティ」(390円)など約10種類を用意。牛の胃袋「ハチノス」を使ったトスカーナ地方の料理「トリッパのトマト煮込み」(580円)や「ホタルイカのにんにくオイルマリネ」(520円)など、どの総菜もイタリアワインに合うような料理をそろえる。ほかにも、イタリアから輸入した生ハムやサラミ、チーズなどの量り売りも行う。(以上、100グラムの価格)。

 同店は基本的に総菜のテークアウト店だが、ランチにも対応できるようイタリアのサンドイッチ「パニーノ」(850円)も提供。フォカッチャのパンに5種類のハムと、4種類のソース、3種類のチーズから自分の好きな組み合わせで注文できる。さらに冨田さんがおいしいと思ったイタリア産のワインを約20種類用意。イートインスペースでは総菜やパニーノを食べられるだけでなくワインも合わせて飲むことができる。

 「当店ではワインに合うような総菜を提供している。ふらっと立ち寄って、総菜を食べながら酒を飲んでいってもらえたら」と冨田さん。「今の日本は言葉をかわさなくても物が買えてしまう時代。人と人とのつながりが大切だと思うので、コミュニケーションを大切にしていき、地域の人が集まる場所にしていきたい」とも。

 営業時間は11時~19時30分。月曜・火曜定休。

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