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浜松にパン新店 女性店主が自宅で開業、パンとグルテンフリー菓子で営業日分け

「気まぐれベーグル」の「クランベリー」

「気まぐれベーグル」の「クランベリー」

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 浜松・竜禅寺町に5月25日、パン店「semmel(ゼンメル)」(浜松市中区竜禅寺町、TEL 053-571-0413)がオープンした。

惣菜パンの「ベーコンチーズ」

 ものづくりが好きで、約10年前からレザークラフトや縫い物などを作り、ブログにアップしてきた店主の藤井早織さん。約8年前からパン作りも始め、ほかの何を作るよりもパン作りが好きになったという。その後もパン教室へ通ったり、レシピ本やインターネットでレシピを勉強したりと、自ら研究を重ねてきた。パン作りを始めた頃から自宅で開業しようと漠然と考えていた藤井さん。子どもも大きくなり、今が始めるタイミングだと思い開業を決意。自宅の一角を改装し、オープンにこぎ着けた。

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 店舗面積は約3坪。自宅の小上がりになった畳スペースを改装し、調理器具などの設備を整えた。店頭にはパンやお菓子を並べるショーケースを用意し、カウンター越しに販売する。ウサギが好きな藤井さんは店のロゴにウサギのイラストを入れ、店の至る所にウサギの置物を配置。可愛らしいデザインの外観に仕上げた。

 金曜と土曜はパンを販売し、火曜はグルテンフリー菓子を販売。家庭との両立を図り日数を絞って営業。アレルギーのある人向けに小麦を使うパンとグルテンフリー菓子の日を分けたという。

 パンは「ベーコンチーズ」(280円)などの総菜系から「シナモンロール」(270円)といった菓子パン、ドイツパンなど約10種類を取りそろえる。国産小麦を使った「気まぐれベーグル」(180円~)は「チーズ」や「クランベリー」、「かぼちゃの種」などさまざまな種類を日替わりで提供する。かんだ時に粉の味を味わってほしいという思いから、硬めに作っているという。ほかにも、ライ麦を50%配合したドイツパン「ミッシュブロート」(ハーフ=480円)や「こっぺぱん みるくバター」、「いちごみるく」(以上200円)などもそろえる。コッペパンに使ういちごジャムや練乳などは自家製で、どのパンも添加物をなるべく使わず手作りにこだわる。

 小麦を使わないグルテンフリーの菓子は、袋井産や愛知県産の米粉を使い作る。抹茶やほうじ茶などの「米粉クッキー」(6個=230円)や「マフィン(プレーン)「250円」など約8種類の菓子を用意。「ポンデケージョ」(3個=150円)というブラジル菓子も扱う。現在米粉100%のパンも研究中だという。

 「自分の得意とする総菜パンを、今後は幅広く取り扱っていきたい」と藤井さん。「おいしいものを食べて楽しんでほしいという思いで始めた店なので、商品数を増やしていき、来てもらった人が楽しめる店作りをしていけたら」とも。

 営業時間は11時~17時。金曜・土曜はパン店、火曜はグルテンフリー菓子店として営業。