浜松・田町の「静銀ギャラリー四季」(浜松市中区田)で9月1日の「防災の日」、企画展「消防設備と火消しの今・むかし」が始まった。主催は、防災・防犯設備の製造・販売を手がけるの「セルコ」(東区将監町)。
会場には、江戸時代に実際使われていた火消しの道具、法被(はっぴ)、数十年前に使用された消火器から現在のスプレー缶型までの小型化消火器、消防用機器の産業史資料などを展示し、防災器具の歴史をたどることができる。併せて、消防規制の歴史、浜松地域の消防史、消防団などのまとい、訓練風景などの写真、一般公募で集めた防災活動などに関する写真も展示する。
営業企画部の鈴木永雄さんは「昔の珍しい消化器具や浜松の防災活動の歴史を見て、少しでも多くの人が防災・防犯により関心を持ってほしい」と話す。消防団員が減少傾向にあるので、認知活動に貢献していければ」とも。
開催時間は10時~17時。入場無料。今月7日まで。