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浜松のフルーツパークでグランピング テント内にベッドや冷蔵庫も

アウトドアが苦手でも気軽にキャンプを楽しめるグランピング施設

アウトドアが苦手でも気軽にキャンプを楽しめるグランピング施設

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 「はままつフルーツパーク時之栖(ときのすみか)(浜松市北区都田町、TEL 053-428-5211)に7月13日、宿泊施設「キャンプ&グランピング」がオープンした。

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 ブドウやナシ、イチジク、リンゴなど季節のフルーツを収穫できる大自然に囲まれた農業公園として運営する同園。東京ドーム約9個分の敷地面積があり、果物の収穫体験だけでなく、果物の形をした子ども用の遊具やセグウェイなどのアクティビティを用意し、バーベキュー施設も備える。夏の新しい魅力として、日帰りだけでなく、宿泊して一日楽しめるようにキャンプとグランピングの施設を今年春から企画。以前デイキャンプ用に使っていた場所や冬の噴水ショーエリアの一部などを利用し、キャンプとグランピングの設備を整え、オープンにこぎ着けた。

 キャンプサイトは縦約7メートル、横約10メートルの区画を約20サイト用意。芝生の上に自ら用意したテントを設営し、バーベキューなどを楽しむことができる。基本的にテントやバーベキュー用具は全て自前で、キャンプ場所の貸し出しを行う。リヤカーのアウトドアワゴンの無料貸し出しや、炭、紙コップ、紙皿などの販売もおこなう。本格的にキャンプを楽しみたい人向けだという。

 グランピングは園内2カ所に5棟ずつのテントを用意。テント内にはベッドを2つ設置し、冷蔵庫と扇風機も完備。大人2人と子ども1人の場合は、子ども用に簡易ベッドを用意することもできる。テント横に机や椅子を用意し、夜と昼の2食がつく。夜は肉と野菜の串や、海鮮串、ぐるぐるソーセージ、野菜などを用意したバーベキューで、朝食は和食と洋食のバイキングを用意。バーベキューセットの用意や火起こし、朝食の配膳まで全てスタッフが行い、アウドドアが苦手な人でも手軽にキャンプを楽しむことができる。川のせせらぎや野鳥の声を聞き、夜には星を見ながらくつろぐなど、大自然を満喫することが醍醐味(だいごみ)という。

 グランピングはお盆期間中すでに満室の日もあるほどの人気。すでに利用した客の中には「夜ご飯のバーベキューが充実していた」「クーラーがなく扇風機だけだがしっかり寝ることができた」などの声があり、ファミリーの利用が多いという。

 「テント張りや、食材調達、バーベキューの火起こしなど、アウトドアが苦手な人でもグランピングなら全て用意した状態なので手軽に楽しむことができる」と営業部の勝田みどりさん。「現在、エアコンとテレビを備えた小屋『ガレージ』の施設も準備していているので楽しみにしていてほしい」とも。

 営業時間は9時~18時。チェックインは15時~17時。チェックアウトは、キャンプ=10時まで、グランピング=11時まで。利用料金はキャンプ1区画=5,400円~(4人まで)、利用者追加料金は、幼児(3歳~)=1,050円、小学生以上=1,500円。グランピングは3歳~中学生1人=5,000円~、大人1人=8,000円~。いずれも入園料込みで平日価格。土曜・休前日・お盆期間中などは金額が変動する。予約は電話とホームページ予約フォームで受け付ける。8月31日まで。

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