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浜松・大島町に洋菓子店 デコレーションにこだわり、選ぶ楽しさ提供

生クリームにこだわった「ロールケーキ」を持つ、店主の鬼頭匡さん

生クリームにこだわった「ロールケーキ」を持つ、店主の鬼頭匡さん

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 浜松・大島町に8月2日、洋菓子店「デコール」(浜松市東区大島町、TEL 053-548-7629)がオープンした。

店内は清潔感のある白を基調とする

 パティシエになったころから自分の店を持ちたいと考えていた店主の鬼頭匡(たくみ)さん。浜松や神戸で約13年間修業を続け、ケーキ店での洋菓子づくりだけでなく、ウェディングケーキやレストラン用のデザートなど幅広く経験。身近な人にも利用してもらいたいという思いで浜松での独立を考えていた。自宅を建てるタイミングで、自宅兼店舗としてオープンにこぎ着けた。

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 店舗面積は約25坪。店内は、白い外観と内装で、壁の一部だけ鬼頭さんの好きな黄色をアクセントに入れる。店内の雰囲気をかわいくするだけでなく、ケーキのデコレーションもかわいらしくしているという。店名はデコレーションを縮めて「デコール」とし、装飾のように作る菓子も自分自身も成長を重ねていきたいという意味を込めて名付けた。

 販売する商品は「ショートケーキ」(388円)や「レアチーズ」、「チョコレートケーキ」(以上、370円)など約12種類を用意。ショートケーキや「ロールケーキ」(1,000円)などに使う生クリームは特にこだわりを持って製造。くどくなく生クリームのコクを感じられるように工夫しているという。ロールケーキは生地にもこだわりふわっとしつつも歯切れのよい食感に仕上げる。ほかにも、口溶けがよいムースケーキ「ムースマンゴー」や「ムースフランボワ」(以上、351円)なども用意。中でもシュークリーム「シューパリジャン」(166円)のクリームはあえてバニラビーンズを使わず、コクと滑らかさを出す。何かに特化するのではなく、今までの経験を生かしてベーシックな商品を幅広く用意し、「選ぶ楽しみ」も提供。どの商品も「かわいさ」を出せるようデコレーションにこだわっているという。

 「パティシエは生菓子だけでなく焼き菓子もできなければいけない」という修業先の教えがあり、焼き菓子にも力を入れる同店。「マドレーヌ」(166円)や「フィナンシェ」(185円)などの伝統的なフランス菓子からクッキー系やパウンドケーキなども幅広くそろえる。オリジナルの配合で新しい焼き菓子にも挑戦しているという。

 「さまざまな経験を積んできたおかげで、菓子作りでも臨機応変な対応ができるようになった。日々新しいものを作ろうと研究をしている。店名に込めた思いのように自らも成長していきたい」と鬼頭さん。「小学生がクッキー1枚でも買いに来てもらえるような店にしていきたい。洋菓子を身近に感じてもらえたら」とも。

 営業時間は10時~18時。水曜定休。