遠鉄百貨店(浜松市中区砂山町)で9月12日、「遠州鉄道×OJICOコラボレーションTシャツ2018」の販売を開始した。
Tシャツメーカー「チャンネルアッシュ(TEL 076-246-3377)」が開発し、OJICOブランドとして展開する同商品。同社は「楽しくないTシャツなんて欲しくない」をコンセプトに、動物や電車などをモチーフにした親子で着て絵柄のつながるユニークなTシャツを販売する。今までにもさまざまなデザインで、大人から子どもまで着たくなるようなデザインのTシャツを開発。中にはショパンが食パンを食べている「シャレ」を交えたデザインも手がける。赤ちゃんからメンズサイズまで幅広いサイズを用意し、親子に喜ばれているという。
毎年春と秋に、イベントを行う同店。今年の春、第一弾として遠州鉄道の30形モハ25号をモチーフにしたTシャツを700枚売り出したところ、売り切れてしまい追加生産をするほどの人気だったという。今月14日で30周年を迎える同百貨店を記念し、新たなデザインで親子Tシャツを開発。第二弾のコラボTシャツとして販売にこぎつけた。
今回は秋冬用に長袖の黒地Tシャツを販売。デザインは市民から親しまれている遠州鉄道の2000形をモチーフに制作。通称「赤電」で知られることから、赤い絵の具のチューブから電車が飛び出すようなユーモアのある絵柄で、親しみのあるデザインに仕上げた。絵柄は、電車がTシャツの後ろから前に巻き込むように描かれ、親が子どもを抱き上げた際に絵柄がくっつくような仕掛けになっている。
「地元の人にはもちろん、現在県外に住んでいる浜松出身の人、観光できた人など、さまざまな人たちに親子で着てもらいたい」と広報担当の松岡広美さん。「浜松以外でもお出掛けの際に着てもらえたらうれしい」とも。
価格は4,000円~5,600円。サイズは、子ども用=90~155センチで5サイズ、大人用=レディーズM・Lサイズ、メンズM・Lサイズ。