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浜松・西伊場町に「昭和レトロ」コンセプトの洋食店 地域に愛される社交場目指す

10時間以上煮込んだソースの「ハンバーグ」

10時間以上煮込んだソースの「ハンバーグ」

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 洋食店「キッチンクリエ」(浜松市中区西伊場57-1)が浜松・西伊場町にオープンして1カ月がたった。

自ら改装し昭和レトロな内装に仕上げた店内

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 東京で飲食店を約10年経営していた店主の池田利起枝(りきえ)さん。その後、地元の浜松に戻り、結婚相談所で働いていた。相談を受ける中で、出会いがなく独り身が寂しい人が多くいることを痛切に感じた池田さん。飲食店で働いていたころに無口だった常連客が「転勤で今日が最後。おいしいものを食べさせてくれ、家庭的な雰囲気がよかった」と言われたうれしかった思い出がよみがえり、老若男女どんな人でも温かく迎えてあげられる社交場を作りたいと考えた。始めは同所隣のテナントを借り、サロンを始めようと思っていたが、不動産会社に約40年洋食店をしていた同所も空いていると言われた池田さん。以前夫婦で経営していた洋食店「キッチングリエ」の話を聞き、地域の人から愛される飲食店を自らももう一度始めようと決意。店名を「キッチンクリエ」とし、オープンにこぎ着けた。

 店舗面積は約12坪。席数は、カウンター6席、テーブル8席の計14席。カウンターの椅子やのれんなどにマリメッコ生地を使い、おしゃれな空間を演出。約2カ月かけて、壁やクロスの張り替えなど内装や外装工事を全て自分で行い、「昭和レトロ」をコンセプトにした洋食店を造り上げた。

 ランチは国産のはちみつと粒マスタードを使った「チキンハニーマスタード」と、10時間以上煮込んだソースの「ハンバーグ」、スタミナが付くような味付けに仕上げた「トンテキロース」(以上、880円。土曜・祝日=980円)を、ライスとスープを付けセットで提供。夜はそれぞれのメニューを単品で用意。ほかにも、一般的なナポリタンとは違い辛味をプラスして甘辛にした「スパゲティナポリタン」(750円)や、舞阪産のシラスや青じそを使いさっぱりとした味付けの「生シラスのスパゲティ」(1,200円)なども提供する。「料理は心がこもっていないとおいしいものは作れない。客からおいしいといってもらえるよう、心込めて作っている」と池田さん。料理やドレッシングなど、すべて手作りにこだわる。

 バンドを組み、ミュージシャンとしても活動する池田さん。木曜と土曜の夜限定で、自分の担当するキーボードでライブを開催。フォークソングやジャズ、ニューミュージックを中心に演奏する。ほかにもランチタイム後の1時間は「お悩みカフェ」として、人生相談や占い(ドリンク付き10分=1,000円)なども行う。

 池田さんは「私の今までのさまざまな経験を生かし、人の役に立ちたい。『ありがとう』や『おいしかった』などと一言もらえるととてもうれしいので、喜んでもらえるように努力していく。これからもいろいろな人に来てもらい、社交場として利用してもらえたら」と話す。

 営業時間は11時30分~15時(食事は14時まで、14時以降は悩み相談)、18時~21時。木曜・日曜は夜営業のみでライブを開催する。

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