「ザザシティ中央館」(浜松市中区鍛冶町、TEL 053-459-3333)が10月26日、リニューアルオープンした。
静岡県の食にまつわるセレクトショップ「Glocal-Greens(グローカルグリーンズ)」
「私たちの街の、お気に入りの場所」をコンセプトに、新たなスポットを作ろうと2016年にリニューアルに向けたプロジェクトを立ち上げた同館。2017年10月にオープンしたバスケットボール用品店「M-SPORTS 浜松店」を皮切りに、12月に1階のフードホール「ザザスクエア」や2階のビュッフェレストランが入り、今年6月には3階にカプセルホテルがオープン。7月にギョーザ店の並ぶ「餃子メジャーリーグ」がオープンし、約1年をかけてリニューアルを重ねてきた。新たに1階部分に3店舗が入り、グランドオープンにこぎ着けた。
洋食レストラン「スマ スプーン」はオムライスやカレー、パスタなどを提供。地元のタマゴを使い、ふわふわな食感にこだわるオムライスをがおすすめだという。果物やパフェを提供する「TRE PINI(トレピーニ)」は全国から仕入れた季節のフルーツをパフェ、タルト、フレッシュジュースなどにして提供。鴨江にある店舗は行列ができるほどの人気で県外からくる客も多く、街中に出店したいという思いがあり、同館への出店を決めた。さらに、静岡県の食にまつわるセレクトショップ「Glocal Greens(グローカルグリーンズ)」は静岡県内のその日に採れた農家直送の野菜や、加工食品、雑貨などを販売。お茶やイチゴ、ブルーベリーなどの食材で染めたバッグのような工夫をこらした商品が並ぶ。
ほかにも、「餃子メジャーリーグ」内に、持ち帰りギョーザ専門の「浜松餃子スタジアム」がオープン。持ち帰りのギョーザがほしいという要望が多く、客の要望に応える形でコーナーを設けた。「浜太郎」や「餃子の大福」、「竜ヶ岩洞ふるさと」など浜松駅周辺では手に入らないギョーザ店のお持ち帰りギョーザを販売する。
「昔のザザシティとは全く違う。駅から徒歩5分とアクセスもしやすい場所なので、一度来て、実感してほしい」と同館副館長の田中久貴さん。同館を管理する日管の代表、三輪容次郎さんは「皆さんの協力のもと、思い描いていた以上のザザシティ中央館ができ上がった。今後も改善を重ねながら、中心市街地の一翼を担っていきたい」と話す。
営業時間は、日曜~木曜=10時~22時、金曜・土曜=10時~23時。