メロンパン専門店「Melon de melon(メロン ドゥ メロン)浜松駅前店」(浜松市中区旭町、TEL 053-413-1122)が10月26日、浜松・旭町にオープンした。
全国で約70店舗チェーン展開する同店。浜松店オーナーの戸塚佳明さんは子どものころからメロンパンが嫌いで、大人になるまで口にしてこなかった。メロンパンがおいしいという周りの人たちの言葉に疑問を持ち続けていたが、同店のメロンパンを食べたところ、おいしさに感動。まだ静岡県西部には出店がなく、浜松の人たちにもこの味を知ってもらおうと出店を決意。人の往来が多く、流行に敏感な若者の多い駅前で、浜松初出店の店としてオープンにこぎ着けた。
店舗面積は約25坪。黒とエンジ色を基調におしゃれで高級感のある店構え。店頭のディスプレーに焼きたてのメロンパンを並べ、テークアウト形式で販売する。「メロンパンだけでなく、おしゃれな外観はSNS映えや若者うけすると思う」と戸塚さん。
提供するメロンパンは8種類。定番商品の「プレーンメロンパン」(190円)は、外のザクザクとした食感と中はふんわり柔らかなブリオッシュタイプの生地で、食感のコントラストを楽しむことができる。ヨーロッパ産の発酵バターを使うことで香りよく仕上げ、焼き立てを提供する。香り豊かなショコラを生地に練り込んだ「チョコチョコメロンパン」や、生地の真ん中に溶けたメープルがしっとりと染み込んだ「ロイヤルメープルメロンパン」なども用意。ほかにも「シナモンメロンパン」や「チョコチップメロンパン」、「宇治抹茶メロンパン」(以上、210円)などもそろえる。メロンパン以外にも、濃厚でコクがありバターの風味がしっかりと感じられる「クロワッサン」(180円)や、アップルフィリングがたっぷり入った「アップルパイ」(280円)なども販売する。
「オープンから3日間、朝から行列ができ、一日中行列が絶えなかった。今まで同所はシャッター街だったが、人通りができてよかった」と戸塚さん。「駅から近く、アーケードもあるので雨が降っていてもぬれないので主婦や高齢の人たちでもアクセスしやすい場所。浜松に来た人もお土産として買っていってもらえたらうれしい」とも。
営業時間は10時~20時。