浜松・砂山の「遠鉄百貨店」(浜松市中区砂山、TEL 053-457-0001)で9月15日から、「大茶会」が開催される。
毎年各流派の茶人による、本格的な茶道の作法・茶を楽しむことができる同企画。今年で20回目を迎え、昨年は7,200人が集まった。
今回は、「表千家」「裏千家」「有楽流」「方円流」など10の流派が参加。会場となる同店8階の特設会場は「本席」「復席」「野点」「立礼」の4つのブースに分けられ、各ブースでは4流派が1日に6席ほどのお手前を日替わりで披露する。
同店宣伝部の高坂美帆さんは「本格的な茶道を見られるお茶会だが、百貨店で開かれるお茶会なので、お茶を知らない人でも肩ひじ張らず、気軽に参加してもらえれば」と話す。
会場では和菓子店12店が参加し、秋の新作菓子を販売。浜松の和菓子店「入河屋」「田町梅月」のほか、「新宿中村屋」「京菓子 京煎堂」など各地の和菓子店が出店。今年は「玉華堂」(磐田市)と「叶匠壽庵」(滋賀県大津市)も軒を並べる。ようかんやまんじゅうのほか、ロールケーキやムースを使った創作的なスイーツなども販売。
開催時間は10時~16時。見学のみは無料。呈茶券は2席分1,200円(当日会場で発売)。今月20日まで。