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うなぎパイファクトリーで焼きたて「うなぎパイ」ツアー 好評でGWは予約満了

焼きたてのうなぎパイ

焼きたてのうなぎパイ

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 浜松・大久保町の「うなぎパイファクトリー」(浜松市西区大久保町、TEL 053-482-1765)で4月1日、見学ツアー「窯出しうなぎパイツアー」が始まった。

コンシェルジュがうなぎパイについて丁寧に説明する

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 「うなぎパイ」をもっと身近に感じてもらおうと、菓子メーカー「春華堂」が2005年にオープンした同工場。開業当初から、「焼きたてのうなぎパイを味わってもらう企画ができたら」と考えていたが、実現できていなかった。今年、JRグループが自治体や地元の観光業者などと共同で実施する大型キャンペーン「デスティネーションキャンペーン」の一環として、実施を決めた。

 焼きたてのうなぎパイは、通常一部のうなぎパイ職人が焼き上がりの品質をチェックする目的で検食していたもので、一般の人は食べることができなかった。同ツアーでは、うなぎパイ職人がツアー参加者のためだけに焼き上げる。焼き方は1961(昭和36)年のうなぎパイ誕生当初の手窯による製法を再現。職人がその日の気温や湿度などを考慮し、窯の温度調節や焼き時間を調整する。生地を膨らませる窯と焼き色を付ける窯の、温度の違う2つの窯を使い分け、丁寧に焼き上げる。

 ツアー所要時間は約60分。うなぎパイファクトリーのコンシェルジュがうなぎパイの素材へのこだわりや職人が手作りで製造していることなどを詳しく説明。ツアーの最後に工場内併設のカフェで、焼きたてのうなぎパイを提供する。焼き上がったばかりのうなぎパイを客の前で披露し、秘伝のたれをかける演出もあり、焼きたてのうなぎパイはバターの香りが口に広がり、サクサクした食感の中に焼きたてならではのしっとり感がありおいしいという。

 ツアーに参加した市内在住の深谷愛理さんは「工場見学は2回目だが、ツアーに参加することでよりうなぎパイのことをより深く知ることができた。焼きたてのうなぎパイは熱々サクサクで普段食べているものと違いとてもおいしかった。またツアーに参加したい」と話す。子どもから高齢の人まで幅広い世代の人が参加。土日は人気があり、ゴールデンウイーク中は全ての日程の予約が埋まったという。

 コンシェルジュの辻村樺那子さんは「うなぎパイ職人の秘密の味、焼きたてのうなぎパイを楽しめるのは今だけ。この機会にツアーに参加し、焼きたてのうなぎパイを味わってほしい」と話す。

 ツアー時間は10時~、13時~、15時~、の1日3回。参加費は1人500円。定員は20人。ウェブから予約できる。6月30日まで。

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