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航空自衛隊浜松広報館で20周年記念式典 記念塗装機展示も

多くの方の来場を期待する、広報館担当者

多くの方の来場を期待する、広報館担当者

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 航空自衛隊 浜松広報館 エアパーク(浜松市西区西山町、TEL 053-472-1121)が4月4日、20周年を迎えた。

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 1999(平成11)年、航空自衛隊の任務の重要性について国民の理解を得ようと、航空自衛隊発祥の地である浜松基地に開設した同館。「見て・体験して・楽しむ」をコンセプトに、航空自衛隊が国内外でどのような活動をしているかをパネルや動画などで展示し説明する。戦闘機の説明やパイロットが身に付ける装備、32分の1の航空機模型などが並ぶ。展示格納庫にはF86ブルーインパルスや2代目のブルーインパルス、実際に飛んでいた航空機19機を展示。フライトスーツの試着やフライトシミュレーター体験などパイロット気分を味わうこともできる。

 ファミリー層の来場が多く、関東圏や関西圏など県外からの客も多い同館。もうすぐ来場者数700万人を達成するという。ほかの基地の航空機の展示や、自衛隊車両の展示など、月に一度イベントを開催。航空自衛隊の広報室を舞台にしたドラマ「空飛ぶ広報室」が放映されたころや、直虎ブームのころは来場者数が伸びたという。

 4月20日・21日は20周年を記念した行事を開催。20日は、航空機を同館に運んできた様子など、開館したころの写真を展示。ラグビーワールドカップ記念塗装機や20周年記念塗装機の展示も行う。20周年記念塗装機のデザインは一般公募し、全国から11の応募があった中から選出。式典中、AWACSやU125などの航空機が上空を飛行する予定になっている。式典後には第1航空団所属パイロットのサイン会や救助訓練も行う。ヘリがホバリングし、上空からストレッチャーを下ろし救助するデモンストレーションも行う。21日は写真展示と、F15戦闘機、F2戦闘機、20周年記念塗装機などの展示も行う。

 防衛事務官の江口さゆみさんは「20周年を迎えたが、今後も皆さんに楽しんでもらえるよう努力していく。すべて無料で楽しめる施設なので、一度来たことのある人も、まだ来たことない人も、ぜひ来館してもらいたい」と話す。

 20周年記念行事は4月20日・21日=9時~15時30分。開館時間は9時~16時。休館日は月曜と最終火曜。

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