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浜松・千歳町にポーカーバー 日本やアジア大会での優勝者輩出するクラブが主体に

店内には、優勝トロフィーが並ぶ

店内には、優勝トロフィーが並ぶ

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 ポーカーバー「SPACE」(TEL 053-488-7033)が4月12日、浜松市中区千歳町にオープンした。

ポーカーテーブルが並ぶ店内

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 ポーカーの世界大会で日本チャンピオンに輝いた実績を持つ店主の山本善也さん。7年前にポーカーを始め、仲間とともに「浜松ポーカークラブ」を結成。現在代表を務める。7年間でクラブのメンバーが100人を超え、日本チャンピオンやアジアチャンピオンを輩出するほどのクラブへと成長。今まで事務所の一室でポーカーをしていたが、誰でもポーカーをしやすい環境がほしいと考えていた山本さん。チャンピオンたちのトロフィーや大会の結果を残せるような場所であり、新しい仲間を増やしやすい環境を作ろうと出店を決意。お酒を飲みながらゲームをしたい人も多いことから、ポーカーバーとしてオープンにこぎ着けた。

 店舗面積は約30坪。カウンター6席、テーブル15席の計21席。最大10人がけのポーカーテーブル2台と最大8人がけのポーカーテーブル1台を用意。白を貴重とした店内に、木のテーブルを置き、明るくカジュアルな雰囲気。黒くてシックなカジノの雰囲気を出すのではなく、女性でも入店しやすい空間に仕上げた。店内に同クラブメンバーが日本や世界の大会で優勝した際のトロフィーを飾る。

 ポーカーは欧米では子どもから大人まで遊ぶ、ポピュラーなゲーム。アメリカでは子どもが将来なりたいスポーツ選手にランクインするほど人気があるという。現在同クラブの会員は20代~70代まで幅広い世代が参加。来店したメンバー同士でゲームをする。同店では世界大会の基準になる「テキサスホールデム」を主に行う。日本で一般的に知られる「ドローポーカー」とは違い、はじめの手札は2枚。手札と公開・共有する5枚のカードの計7枚のカードの中から5枚を選び、一番強い手段を組んでほかのプレーヤーと勝負する。勝ち負けのない「リングゲーム」と、チップを賭け優勝者を決める「トーナメント」を曜日で分けて行う。2人以上集まればゲームをすることができ、1人1ゲーム=3,000円。トーナメント戦は10人集まると勝敗が決まるまで4時間ほどかかるという。チップがなくなりリエントリーする場合は追加料金がかかる仕組み。

 常にクラブのメンバーは募集していて、初心者の来店も歓迎しているという。「初心者が来店しても丁寧に教えていく。今後は週に一度、ルールの分からない人に初心者講習も開いていきたいと考えている」と山本さん。日曜日には大会を開催。同店の大会で優勝経験を積むと東京や大阪で行われる大会のチケットを贈呈。日本の大会で優勝をするとアジアやヨーロッパなどのきっぷを手にすることもできるという。

 山本さんは「テキサスホールデムに1人でも多くの人に興味を持ってもらいたい。ぜひ遊びに来てほしい」と話す。

 営業時間はポーカー=19時~24時、バー=24時~翌5時。木曜定休。

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