プラレールイベント「プラフェス」が6月30日、クリエート浜松(浜松市中区早馬町)で開催される。
山手線や大阪環状線など実際の駅をプラレールで再現する「再現プラレーラー」の松岡純正さんが主催する同イベント。2016年から埼玉県大宮市を中心に首都圏でイベントを開催してきた。松岡さんがプラレールを始めたきっかけは、浜松を中心にプラレールイベントを行う「浜松南伊場プラきっずクラブ」の活動を見たこと。昨年春、同団体代表の中間寛幸さんと初めて出会い意気投合。浜松にもプラレールファンが多いことから、浜松でも開催しようと同団体全面協力の下、開催を決めた。
当日は約42坪ある大部屋の全面を使い、プラレールの巨大なセットを用意。レイアウトや設置は松岡さんが全面監修。浜松開催ということもあり、特別に浜松駅を再現する。各所に踏切や駅などを配置し、タワーのような立体的な構造物も設置。そのほかにも子どもたちが楽しめるような設備を作ろうと計画しているという。
自分の列車を持ち込み、走らせて遊ぶことができることが同イベントの一番の魅力。自分の列車だけでなく、さまざまな列車が行き交うところを見るのも楽しみの一つだという。「家ではできないような規模。広いレイアウトで思う存分楽しんでほしい」と中間さん。貸し出し車両も20台用意し、持参しなくても遊ぶことができる。有料入場者のみ先着100人にリサイクルくじを用意。不要になった列車やレール、ミニカーなどをプレゼントする。
「同イベントの地方開催は珍しく、浜松は初めて。浜松で開催することで豊橋市や静岡市などの周辺地域のプラレールファンも参加できる。プラレールファンの親同士の交流も生まれたらうれしい」と中間さん。「自分の列車を持ち込んで遊ぶという文化はほかの地域ではあるが浜松では見られない。浜松の人たちにこういうイベントもあることを知ってもらい楽しんでもらえたら」とも。
開催時間は10時~16時。入場料=1,000円。