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浜松・有玉南町の中華料理店が5周年 「また来店してもらえる楽しみ」用意

店主の櫻井英樹さん

店主の櫻井英樹さん

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 中華料理店「虎パオ(フーパオ、パオの字は足へんに包)」(浜松市東区有玉南町、TEL 053-489-7577)が6月20日、オープン5周年を迎えた。

櫻井さんの得意料理「フカヒレの姿煮込み」

 中華料理店の料理長を務めた経験もあり、30年以上中華料理の経験を持つ店主の櫻井英樹さん。同所にあった料理店で料理指導していたことをきっかけに、オーナーから店を譲り受け2014年に開業した。

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 一人ひとりの客を大切にしたいという考えの下、オープン当初から接客に力を入れ、客との信頼関係を築こうと努力してきた櫻井さん。一過性の集客にしないため、テレビ出演やフリーペーパーの掲載、広告などは断り、店の宣伝はしてこなかった。客への声かけや共有できるポイントを探すなど、来店した客が「明日も頑張ろう」と思えるように、料理だけでなく空間や接客など全てで表現してきたという。「決して楽ではなかったが、思い描いたように順調に進んできた。1つ1つの積み重ねが今だと思う」と5年間を振り返る。努力の結果、客のリピート率は高く、客から客への口コミで広がり、リピーターからの紹介での来店客も多いという。

 「気持ちを豊かにする料理」を作ることに信念に持つ櫻井さん。中華料理の伝統と進化を大切に、四季折々のメニューで「今」を表現する。料理は櫻井さんが得意とするフカヒレ料理を中心に展開。「フカヒレの姿煮込み」(5,000円)や「蟹たっぷりフカヒレスープ」(2,000円)、「フカヒレあんかけご飯」(1,800円)などを用意。「小籠包(ショーロンポー)」(900円)や「水餃子(すいギョーザ)」、「うまみたっぷり贅沢焼売(ぜいたくしゅうまい)~XO醤(ジャン)~」(以上、600円)など、点心メニューも20種類以上と豊富にそろえる。「今」を味わってもらうため、旬の食材を使ったお薦めメニューにも力を入れる同店。現在は「甘夏とクラゲのあえ物」(900円)や「ホワイトアスパラガスとエビのXO醤炒め」(1,580円)などを提供。常に新しく良いものを取り入れようと、エスプーマやスモークガンなどの新しい調理器具を導入したり、フォーやおこげ料理に特化したりと、挑戦し続ける。コース料理は客の好みを聞いてコースを組み立てるだけでなく、2度目以降の来店の際は同じメニューを提供しないよう心掛ける。変化をつけることでいつでも「ワクワクドキドキしてもらいたい」という。

 店舗面積は約30坪。カウンター3席、テーブル32席、ソファ席6席の計41席。天井が高く、南側は全てガラス張り。2階に位置し、窓が床から天井まであることから、開放感がある。

 5周年を記念し、「伝統×進化=虎パオ」をテーマにしたコース料理を提供。コース内容は明かさず、宝箱を開けるような楽しみをもたせているという。「料理に対してこだわりを持たないことを大切にしている。こだわりを持ってしまうと新しい発見をしたときに素直に受け入れることができない。新しいものを考えようとするのではなく、日々のひらめきを大切に、常に挑戦をしている」と櫻井さん。「今後も『今』を大切に、継続することで未来につなげていきたい」とも。

 営業時間は11時30分~14時、17時30分~21時。月曜定休(月曜が祝日の場合は火曜に振り替え)。5周年特別記念コースは7月31日まで。

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