イベント「BEACH L HAMAMATSU」が8月24日、協同組合浜松卸商センター「アルラ」(浜松市南区卸本町)と浜松市総合水泳場「トビオ」(浜松市西区篠原町)の南側海岸で開催される。主催は浜松商工会議所青年部(TEL 053-452-1113)
毎年浜松市に対し政策提言活動を行う同団体。平成28年度に「リピート型交流人口の増加」を掲げ、「ビーチ・マリンスポーツの聖地」として県外から訪れる人口を増やそうと提言。提言内容の実現のため、昨年はビーチ・マリンスポーツをテーマにしたイベントを計画したが台風により中止となった。実現に向け、継続的に事業をしていこうと、今年もビーチ・マリンスポーツをテーマにイベントを企画。体験型のイベントとして開催する。
「LOVE」=「ビーチを愛する」、「LIFE」=「ビーチのあるくらし」、「LEARN」=「ビーチの環境を学ぶ」の3つの「L」をテーマに設定。ビーチを楽しみ、日常の1つとして体感し、環境問題や海の大切さも知ってもらえるようなイベント内容とした。遠州灘の海岸ではビーチフラッグやビーチサッカーを体験できる。ビーチサッカーは、日本代表の小牧正幸さんと鈴木将人さんがゲスト講師として参加し、アドバイスもくれるという。プロサーファーのエキシビションもあり、ビーチ・マリンスポーツの魅力を伝える。スポーツを体験した後、サンクチュアリジャパンの監修のもと、現場で遠州灘に生息する動植物の説明や、ビーチクリーンを通してマイクロプラスチック問題など環境課題の現状を伝える。
アルラではライフセーバーによる安全教室を開催。海の危険性を説明し、安全な海との付き合い方についてレクチャーをする。環境講話も行い、遊びを交えた形式で世界の環境問題の現状を伝え、関心や意識を高める。ほかにも、ビーチサンダルづくりのワークショップも開催。古着Tシャツを持参しリユースすることで、オリジナルのビーチサンダルを作る。
会長の鈴木仁さんは「良い街が実現するまで行っていく実現事業として海をテーマに同イベントを開催する。ビーチを楽しみ(LOVE)ながら、ビーチと共に生活(LIFE)するために、ビーチを学びましょう(LEARN)。この3つの『L』はこれからの未来を担う子どもに、大人が海という最高の資源を残しつないでいくための重要なキーワード。一人でも多くの子どもたちに同イベントで海に触れてもらい、ビーチを楽しみながら、故郷を愛する心、自然を大切にする心を育んでもらえたら」と話す。
開催時間は8時~16時。対象は小学4~6年生の児童。参加費は1,000円(保護者の食事代は別途500円)。事前予約必須。予約はウェブサイトから。募集は8月17日まで。