「浜松クラフトビールフェス2019」が8月25日、ギャラリーモール「ソラモ(浜松市中区砂山町)」で開催される。主催は丸八不動産と浜松まちなかマネジメント(TEL 053-459-4320)。
近年クラフトビールの注目度が高まり、昨年から始めた同イベント。昨年の集客数は約1万6000人を数え、大盛況に終わった。ソラモではさまざまなイベントが行われる中、同イベントは昨年一番の集客数で、今までに見ないような新しい客層や若者を多く呼び込むことができたという。今年は出店者数を1.5倍に増やし、出店スペースや客席の範囲も増やすことで、さらにパワーアップしたクラフトビールフェスとして開催する。
当日は静岡県の醸造所やビアバー11店舗と東京や大阪など他都府県から14店舗の計25店舗が集結。地元の「Octagon Brewing」は都田みかんを使ったクラフトビールを提供。アメリカやヨーロッパなどのクラフトビールを輸入する店の出店もあり、地元だけでなく世界のクラフトビールを楽しむことができる。アメリカ人がオーナーで、アメリカ西海岸をイメージした「WEST COAST BREWING」や、富士山の伏流水を使ったクラフトビールを造る「Mt.Fuji Brewing」など、今年開店したばかりの注目店の出店もある。「静岡県は他県に比べ、醸造所も多く、新しい店も増えていてクラフトビールが盛り上がっている」と浜松まちなかマネジメントの伊藤典明さん。各店4~5商品ずつ提供し、100種類を超えるクラフトビールを飲み比べることができる。
フードの出店者数も充実させ、ハンバーガー店「High Meal」やスペイン料理店「スペイン工房tio akira+プロプル」、韓国料理店「いさんのキッチン」、ベトナム料理店「フォーハノイセカンド」などさまざまなジャンルの飲食店が20店並ぶ同イベント。ほかにも、タコスやケバブ、点心、ラーメンなど浜松の人気店を集めたという。昨年は想定以上の集客があり、会場に客が収まりきらなかったため、今年は遠州鉄道の高架下にある「THE GATE HAMAMATSU」の南側も使い、飲食スペースを増やした。子連れでも楽しみたいという声に応え、キッズスペースも備える。
伊藤さんは「イベントをきっかけに街中に来る人が増えてほしい。イベントに出店した店に興味を持ち、実店舗に足を運んでもらえたらうれしい」と話す。
開催時間は11時~20時。チケット制(まちなかくるくるチケット)で、一枚200円。街中の提携店85店やほかのイベントでも使える。