イベント「第10回職人市場in千歳」が10月26日、浜松・千歳町で開催される。
普段入りにくい店でも、気軽に店先で料理を楽しめるようにと開催する同イベント。同町内の店は格式高く入りづらいというイメージを払拭しようと、昨年まで千歳実行委員会が中心となって運営してきた。若い世代や新しい客層にも来場してもらおうと、今年からさまざまなイベント運営のノウハウを持つ「浜松まちなかにぎわい協議会」が実行委員会に参加。リーフレットや打ち出し方のイメージを刷新。開催直前に子どもも楽しむことのできるイベント「みちあそび」を同時開催する。
当日は千歳町内の飲食店58店舗が出店。露店のような形で店の目の前にテーブルや調理器具を用意。500円程度で購入できる料理を各々提供する。日本料理の「繁松」や「割烹 みその千とせ店」、「とと錦」などの老舗店から、「蕎麦切り 御旨」や「West Goat Coffee(ウエストゴートコーヒー)」、「いさんのキッチン」のように近年できた店も出店する。
「宴会や接待などに使われるような店も出店し、普段入ることのない店の味を味わうことができる。1店だけでなく、さまざまな店の料理を楽しむことができることも魅力」と事務局の清水英貴さん。「柳通り」や「南通り」、「千歳コージ」などそれぞれの道にテーブルと椅子も用意。食べ歩きだけでなく、ゆっくり歓談をしながら料理を楽しむこともできる。昨年は52店舗が参加。常連客も多く、店先で料理を楽しむ客が通りを埋め尽くすほどにぎわい、人気店では行列ができるほどだったという。
イベント開始前の13時から町内の道路規制を行い、準備を開始。子育て世代にも知ってもらおうと、準備時間にもイベントを企画。路面でコマやけん玉、葉や花の形をしたパーツを組み合わせる玩具「クムタス」などで遊べるイベントを開催し、15時ごろからは餅投げも行う。
「みちあそびに参加してもらった子育て世代には16時からそのまま千歳市場に参加してもらえたらうれしい」と清水さん。「格式高く普段入りづらい店の味もワンコインで気軽に味わうことができるので、ぜひイベントに参加してもらいたい」とも。
開催時間は16時~20時30分。「みちあそび」は13時~15時。商品はくるくるチケットで購入。2,200円分のチケットを2,000円で販売。パスマーケット、Any、参加店で購入できる。