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浜松・田町にブリ料理と天ぷらの店 角煮やステーキの天ぷらも

ブリのうまみが凝縮されている「ぶりのねぎしゃぶ(ぶり骨白湯スープ)」

ブリのうまみが凝縮されている「ぶりのねぎしゃぶ(ぶり骨白湯スープ)」

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 「てんぷらとぶり UOTEN」(浜松市中区田町、TEL 053-458-7618)が10月4日、浜松・田町にリニューアルオープンした。

看板メニューの天ぷらの盛り合わせ

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 もともと「地場野菜と魚 魚天」として、新鮮な魚や地場の野菜にこだわった料理を提供していた同店。刺し身の食べ放題や宴会メニューなど素材にこだわったメニューが人気だったが、敷居が高いと感じてしまうのか、来店客の年齢層が高いと店主の和田浩太さんは感じていた。若い人でも入りやすいよう、食材を絞り価格を抑えることを考えた。徳川家康ゆかりの出世の町であることから、出世魚のブリと、肉を焼き肉や唐揚げではなく、あえて天ぷらにすることにこだわり、ブリと天ぷらの専門店としてリニューアルオープンにこぎ着けた。

 店舗面積は約90坪。テーブル42席、座敷24席、掘りごたつ80席の146席。24人まで利用できる個室も2部屋ある。店全体をカジュアルで明るい雰囲気にするため、看板やコースターなどに使われているロゴも横文字にした。

 リニューアルに伴い、メニューも大幅に見直した。旬のブリを使った「ぶり刺し5種盛り」(1,408円)は、ブリのたたきやブリの薫製など、5種類の食感を味わえる。「ぶりのねぎしゃぶ(ぶり骨白湯スープ)」(1,078円)は、ブリの骨や身を、圧力鍋で約10時間煮込み、うまみが凝縮されている白湯スープが特徴。天ぷらは、「鶏天」(107円)以外に、ほかではあまりない「豚角煮」(308円)、「牛ステーキ」(638円)など、肉を使ったメニューを用意する。

 以前は、30代~40代以上の来店客が多かったが、リニューアル後は、20代から30代の若い客や、たまたま通りかかって来店する客も増えた。常連客からは「店内が明るくなった」「気軽に来られるようになった」といった声も届いているという。

 「浜松だけではなく日本でも世界でも通用する店にしたい」と和田さん。「笑顔をもらえる、元気をもらえる、そんなお店を目指しているので、若い方や女性の方にも気軽に来店してほしい」とも。

 営業時間は月曜~木曜と日曜・祝日=17時~24時、金曜・土曜・祝前日=17時~翌2時。

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