しゃぶしゃぶ専門店「しゃぶしゃぶ縁(えにし)」(浜松市中区連尺町、TEL 053-415-9281)が12月3日にオープンした。
人と話したり、酒を飲んだりすることが好きなこともあり、8年前から街中でバーを経営しているオーナーの米坂謙吾さん。酒だけではなく、食事を提供する店を出したいと考え、街なかにない専門店を検討。しゃぶしゃぶの店がほとんどなかったことから、開業を決意。バーに来ている客も来店しやすいよう、立地を考慮して店探し。メニューを整え、オープンにこぎ着けた。
店舗面積は約10坪。カウンター9席、個室のテーブル5席の計14席。店内は和を意識して壁に竹を敷き詰め、間接照明を施した。和紙を固めた珍しい素材をテーブルや壁、照明に使用。記念日やデートにも合う「おしゃれな」雰囲気に仕上げた。広々としたカウンターで一人一鍋提供するため、自分のペースで食事ができる。
基本のコースは肉と野菜、ご飯、小鉢、デザートがセットになっている。豚肉と牛肉の両方が食べられる「特選霧島豚、極上宮崎牛しゃぶしゃぶコース」(6,100円)、豚肉だけの「特選霧島豚しゃぶしゃぶコース」(4,700円)、牛肉だけの「極上宮崎牛しゃぶしゃぶコース」(7,400円)の3種類を提供する(以上、税別)。
豚肉は霧島SPF豚を使用。清潔な環境で育てられるため臭いがほとんどなく、赤身と脂身のバランスが良く、もっちりとした肉質だという。牛肉は内閣総理大臣賞を3大会連続で受賞した宮崎牛を使用。リーブロースの中でも高級部位と言われるリブ芯を使う。脂が重くないのでしゃぶしゃぶによく合うという。野菜も国産のものを選び、時期によって食材を変えている。
「ちょっとぜいたくな気分になれる空間を目指した」と米坂さん。「誕生日や記念日など、特別な日を大切な人と過ごす場所にしてほしい」とも。
営業時間は18時~翌2時。