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浜松・尾張町に懐石料理店「城下田はら」 城下町の雰囲気で懐石を気軽に

季節感ある食材が並ぶ「八寸」

季節感ある食材が並ぶ「八寸」

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 懐石料理店「城下(じょうか)田はら」(浜松市中区尾張町、TEL053-452-3453)が、)がオープンして1カ月たった。

石垣をイメージしたテーブルのカウンター

 調理師専門学校を卒業後、約26年間、ホテルや料亭、すし店などで、主に懐石料理を提供してきたオーナーの田原慎也さんは、繊細で美しく、季節感があることに大きな魅力を感じていたが、本格的な懐石料理を出す店が減ってきていると感じていた。「日本人らしさを感じられる懐石料理を、もっと多くの人に食べてもらいたい」と、10年ほど前から独立を検討。昨年になり状況が整ったことから、開業を決意。もともと母親がやっていた美容院を改装し、オープンにこぎ着けた。

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 店舗面積は約15坪。カウンター6席、テーブル4席の計10席。京料理が好きで、京都に勉強も兼ねて食べに行くこともある田原さん。「カウンター割烹」のスタイルをイメージして、客の顔を見ながら料理が出せるよう、カウンターをメインにした造り。ほかにも、浜松城下に位置することから、外壁やテーブルに城の石垣をイメージした模様を施した。

 コース料理は、先付け、椀、造り、炊き合わせ、八寸、焼き物、食事、デザートの全8品。6,820円と10,000円の2種類を用意。素材の「はしり、旬、なごり」を意識し、季節感のある料理の提供を心掛ける。魚は地物を中心に使い、牛肉は鹿児島産黒毛和牛A5ランクの「ミスジ」を使う。旬の野菜をそろえているため「ネイモ」、「チシャトウ」など市内の市場では出回っていない物を、野菜選びのプロから仕入れることもある。酒は、日本酒やワインなど、和食に合うよう飲みやすく甘すぎないものを選ぶ。料理を提供する器も、窯元や作家がオリジナルで作った京焼きの器をメインに、季節にあったものを使う(以上、税別)。

 「料理のことは聞いてくれればなんでも答えるので気軽に話しかけてほしい」と田原さん。「夫婦や友人同士など、気の合う人と気軽に食べてもらえる懐石料理。7人以上で貸し切りができるので、お祝い事など、特別な日を過ごす場所としても利用してほしい」とも。

 営業時間は18時~10時。

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