オークラアクトシティホテル浜松(浜松市中区板屋町、TEL 053-459-0742)で毎月25日、「オークラロビーコンサート」を開催している。
昨年25周年を迎えた同ホテル。音楽の街にちなみ、市民に「上質なクラッシック音楽に気軽に触れる機会を持ってほしい」と考え、1年を通して毎月25日にクラッシックコンサートを開催した。問い合わせも多く、宿泊客やアクトシティ浜松に訪れる客だけでなく、音楽を聴くためにわざわざ足を運ぶ人もいたという。毎回150人ほどが集まり、多い時は200人を超えるなど好評を得たため、今年も開催を決定。昨年同様、1月から12月まで毎月25日にコンサートを行う。
今年のテーマは「12人の大作曲家たちとの出逢(あ)い」。昨年は、季節にあったテーマで演奏曲を決めたが、今年は当該月が誕生日の作曲家がテーマとなる。1月は「モーツァルトの世界」と題し、同作曲家にちなんだ曲を演奏。2月はメンデルスゾーン、3月はバルトークと、12月までテーマが決まっている。地元を中心に音楽活動を行っている「浜松音楽の森プロジェクト」の監修を受け、市内外で活躍する音楽家が演奏者として登壇。ソプラノ、フルート、ピアノ、バイオリン、チェロなど組み合わせて、3~4人で演奏を行う。
同イベントが行われるのは、トランペットをかたどった柱があり、一部にピアノの鍵盤模様が施された、音楽の雰囲気あふれる1階のロビー。来場者には同ホテルオリジナルのスパークリングワインを無料で振る舞う。飲み物を片手に、音楽を楽しめる。特に定員はなく、80脚ほどの椅子を用意する。
「毎月テーマが違うので、さまざまな音楽に触れて楽しんでいただきたい」と次長の寺本尚史(たかふみ)さん。「服装など特にきまりはなく、気軽に参加できる。子どもから年配の人までぜひ訪れてほしい」と呼び掛ける。
開催日は1月~12月までの毎月25日。開催時間は18時~。