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浜松・将監町に生食パン専門店 和食料理人が監修、蜂蜜と練乳で甘さ引き立て

ずらりと並ぶ焼き立ての純生食パン

ずらりと並ぶ焼き立ての純生食パン

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 生食パン専門店「HARE/PAN(はれぱん)浜松将監町店」(浜松市東区将監町、 TEL 053-582-8622)が2月13日、オープンした。

ナチュラルな雰囲気の販売スペース

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 名古屋の有名ホテルの日本料理総料理長も務めた和食料理人、中川透氏が監修し、日本の食卓に合う純生食パンを提供する「HARE/PAN」。一昨年埼玉に1号店がオープンし、現在全国に40店舗以上を展開。卵を使わないことで、子どもや卵アレルギーがある方も安心して食べることができる。

 同店の運営は、業務用の食材やお米、冷凍食品などの取り扱いや、まいどおおきに食堂の運営を行っている「ヤマサン」。フランチャイズ展開をサポートする知り合いの会社から紹介され、検討した結果、食べてみておいしかったことや、店舗の雰囲気がおしゃれで気に入ったこと、女性スタッフが多いことから、フランチャイズ店として出店を決意。浜松で場所を探し、スタッフを募集してオープンにこぎ着けた。

 店舗面積は約40坪。対面販売するカウンター周りは、木をふんだんに使いナチュラルな雰囲気を演出。奥は食パンを製造する工房で、ガラス張りになっているため、外からパン作りの様子を見ることもできる。外観は、メインカラーの青色をベースとして白を多く使用したことで、明るい雰囲気に仕上げた。

 1本2斤の「純生食パン」(800円、税別)のみを扱う同店。オリジナルブレンドの小麦と、3種類のバターとマーガリンを混ぜて使っている。砂糖は使わずハチミツと練乳を使う。約4時間かけて、ふわっとして甘みの強い食パンを焼き上げる。出来たてを食べてほしいと、1時間ごとにパンが焼けるように時間調整。ビニール袋に水蒸気が付かないよう、いったん冷ましてから袋に詰め、口をしばらずに紙袋に入れて提供する。

 自宅で食べるために購入する人もいるが、手土産として使う人も多く、同店を利用した客からは「気付いたら1本食べてしまっていた」「子どもが起きないときに甘いパンがあるよと声をかけるとすぐに起きた」といった声も聞かれるという。「現在は並ばないと買えないことが多く、予約の電話がつながらないこともありご迷惑をおかけして申し訳ない」と飲食事業部の古橋章弘さん。「生で食べたり、トーストしたり、サンドイッチにしたりと食べ方はいろいろ。食べればおいしさが分かってもらえると思うので、一度試してほしい」とも。

 営業時間は11時~19時(売り切れ次第終了)。

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