3密を避けて新しい生活様式へ!

食べる

浜松・住吉のパン店が30周年 地元の人たちの「マイパン屋さん」として

社長の森田義春さん

社長の森田義春さん

  • 220

  •  

 パン店「Levure(るびゅーる)住吉店」(浜松市中区住吉、TEL 053-473-5895)が3月9日、オープン30周年を迎えた。

店に並ぶ自慢の焼き立てパン

 もともとパンメーカー「ヤタロー」に勤務していた社長の森田義春さん。シャンボールで店長を務めるなど約25年間勤務した後、自分の店を持とうと一念発起し独立。店舗が、息子が通う学校の学区内にあったことから当初は知り合いの来店が多かったという。もともと人と話すのが得意ではなかったが、「街のパン屋」を目指したことから「会話をする」「名前を覚える」ということを心掛けた森田さん。現在もリピーターが多く、最近はインターネットやインスタグラムなどを見て来店する人も増えているという。

[広告]

 過去には、「米の自給率を上げるのに貢献したい」と思い、静岡文化芸術大学の生徒と協力し、米粉のパンを開発。2004(平成16)年に開催された浜名湖花博の会場で販売したところ、珍しさもあり飛ぶように売れ、現在も「米粉食パン」(250円)として販売している。ほかにも、農産物直売所「ファーマーズマーケット」から声が掛かり、白脇店(南区)と東店(東区)で月に数回店頭販売を行ったり、週に1回幼稚園の給食に利用されたりしている。

 朝食に焼き立てのパンを食べてもらえるよう、開店当初から現在まで6時開店を守っている同店。ミックス粉を使わず、粉はすべて自家配合。小麦粉やイースト、天然酵母などそれぞれのパンに合うよう配合し、使用している。天然酵母のパンをはじめ、あんぱんや菓子パンなど、60種類ほどをそろえる同店。開店当初から変わらず人気なのが胚芽の香ばしさともっちりとした食感が楽しめる「胚芽食パン」(330円)。洋酒のシロップに浸した生地に生クリーム、季節のフルーツを添えたケーキ感覚で食べられる「サバラン」(200円)は、これが食べたくてわざわざ来店する人がいる。パン生地でメープルクリームや大納言小豆を巻いた「メープルラウンド」(340円)と「大納言」(380円)は、手土産としてよく利用されているという。(以上、税別)

 住吉店は賃貸だが、自社物件の店を持ちたいと2000(平成12)年に天王店(東区天王町)をオープン。東京のパン店で修業した息子が帰ってきて店長を務め、3月4日には20周年を迎えた。「基本の精神は変わらず新しいことを取り入れていきたい」という森田さん。「いつまでも地元の人のマイパン屋さんでありたい。おいしいパンを食べてもらえるようあと10年はがんばりたい」とも。

 営業時間は6時~18時。木曜定休。

  • はてなブックマークに追加
Stay at Home