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浜松で「高校生うなぎニュース」配信 ユーチューブ使い同世代にウナギの魅力伝える

撮影をする放送部の生徒たち

撮影をする放送部の生徒たち

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 浜名湖養魚漁業協同組合青鰻会(西区馬郡町)が浜松湖南高校放送部と協力して4月15日、ユーチューブチャンネル「イルちゃん’S【高校生うなぎニュース】」の配信を始めた。

「浜名湖養魚漁業協同組合青鰻会」会長の古橋知樹さん

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 稚魚の減少による価格高騰の影響もあり、子どものウナギ離れが進む中、子どもたちがウナギに触れる機会をつくろうと考えた同会会長の古橋知樹さん。一昨年から保育園や中学校などで、ウナギのつかみ取りや生態や資源保護といった話をする「うなぎ教室」などを行ってきた。

 若い世代に広く伝えるためにはどうすればいいか考えた結果、ユーチューブに着目した。以前、同校放送部の練習風景を見た際、プロ顔負けのアナウンス力と高校生らしいフレッシュさに心引かれた古橋さん。自分の言葉よりも同世代の言葉のほうが伝わると考え、同校に協力を依頼した。放送部の参加が決定すると、昨年11月後半から撮影と編集を行い、配信にこぎ着けた。

 今回公開した動画は、ウナギを養殖する様子やウナギが上流に上るための芝マットの紹介など12本。どんなことをテーマにするかということや大枠の台本、編集は古橋さんが担当し、撮影や一部のせりふは生徒たちに任せた。生徒たちは実際にウナギの養殖場などに出向き、撮影。ナレーションや動画に登場するキャラクター「イル」の声を担当した。今後も動画の制作を行っていく予定。

 参加した放送部顧問の杉山詩織先生は「子どもたちが地域のために何かするといういい機会。思い出に残るいい経験ができた」と話す。部長の大滝麻実さんは「今までウナギのことを全然知らなかった。今回参加したことで、肝や骨も食べられてウナギは無駄にするところがないことや、暑いビニールハウスで、多くの工程があって育てるのが大変だということが分かった」と話す。

 「初めての試みだったが地元高校生と一緒に頑張って作った。これを見てウナギのことを身近に感じてもらえたらうれしい。高校生の元気いっぱいな姿とウナギパワーを受け取ってほしい」と古橋さん。「浜松全体が活性化するよう、米作りなど今後は違う分野にもつなげていければ」とも。

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