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浜松のミニシアターが存続プロジェクト 映画館存続懸け支援者呼び掛け

SOSを掲げる、館長の榎本雅之さん

SOSを掲げる、館長の榎本雅之さん

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 浜松市民映画館「シネマイーラ」(浜松市中区田町、TEL 053-489-5539)が現在、経営存続を懸けたプロジェクトのの支援者を呼び掛けている。

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 2008(平成20)年に浜松東映劇場が閉館後、浜松初のミニシアターとして同年12月にオープンした同館。これまで日本のインディーズやヨーロッパ、アジアといった地域のアート系の映画を中心に上映を行ってきた。そんな中、新型コロナウイルスの影響を受け、今年3月に入ってから昨年と比べて来場者が約半分に減少。元々ぎりぎりの状態で運営を行ってきたこともあり、存続の危機に直面した。「映画を見たいと言ってくれる人のためにも、上映を続けていきたい」という館主の榎本雅之さんは「つぶれてたまるか!映画バカ一代シネマイーラ館主の人生をかけたお願い」として、経営存続を懸けたプロジェクトを立ち上げ、クラウドファンディングで資金支援を募集。集まった資金は固定費などに充てる予定という。

 リターン品には、映画にちなんだ物を用意。「この世界の片隅に」などの作品で監督を務め、同館にも4回登壇した片渕須直監督にイラストを依頼したところ快諾を受けた。妻の浦谷千恵さんと共同で愛犬を描いたオリジナルイラストを、支援金に応じてポストカードやTシャツ、トートバックなどとしてそろえた。ほかにも、シネマイーラ招待券やプラチナ会員入会特典などを用意する。

 同館ではこれまで、入り口に消毒液を設置するなど新型コロナ感染防止の対策を行ってきたが、全国的な営業自粛要請に応え4月25日、当面の休館を決めた。

 同プロジェクトは現在、当初の目標金額である500万円を超え1,000万円以上の支援金が集まっている。榎本さんは「映画館をなんとかして残すために始めたが、これからもここで映画を見たいという人がたくさんいるということに、ありがたいという感謝の気持ちしかない」と話す。「これに応えていかなければいけないというプレッシャーもあるが、今後も映画館を守り、映画を届けていきたい」とも。

 支援金は5,000円~300万円。募集は5月27日まで。

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