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浜松の老舗和菓子店で手作りキット 作った和菓子に職人からの評価やコメントも

和菓子手作りキットを持つ、社長の内田弘守さん

和菓子手作りキットを持つ、社長の内田弘守さん

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 和菓子店「巌邑堂」(浜松市中区伝馬町、TEL 053-545-3232)が、和菓子の手作りキットの販売を開始した。

和菓子の材料と道具が入った「しょくにんさん第一回」

 もともと海外に出向き和菓子作りのデモンストレーションや教室を行っていた社長の内田弘守さん。海外にも、和菓子に興味があり作りたいという人は多くいるが、自分が行かないと開催できないという悩みがあった。1年ほど前から、世界各地で和菓子が作れるよう、手作りキットの製作を考えていた。そんな中、新型コロナウイルスの影響で自粛ムードが高まり、家にいてもすることがないという子どもが増え、家で菓子作りをしたいというリクエストもあったことから、急きょ同キットを製作し、販売にこぎ着けた。

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 「しょくにんさん第一回」(2,592円)は、「練り切り」を4つ作れる。手本となる練り切りと計量スプーン、竹串、おしぼり、作った菓子を保存するケース、作業するための板がセットになっている。内田さんが同店の新入社員に教える形で、菓子を作る工程を動画に収めユーチューブにアップ。その動画を見ながら作ることができ、教室に参加しているような感覚が味わえるという。キット購入後は、菓子4つ分の材料が入った「おかわり第一回」(1,000円)の購入が可能。店舗販売だけでなく、通信販売にも対応する。

 購入者はフェイスブックのグループに招待。作った菓子を投稿すると、和菓子職人からアドバイスや評価などのコメントをもらうことができる。ほかの人が作った菓子を見たり、購入者同士がコミュニケーションを取ったりするほか、リクエストがあった菓子の商品化も検討するという。将来的には、海外の人も含め、菓子作りが好きな人のコミュニティになることを期待している。

 「この機会に、子どもたちが家で和菓子作りに取り組んでくれたらうれしい」と内田さん。「今後も、どら焼きなどさまざまな菓子のキットを発売していく予定。日本だけでなく、海外にも和菓子作りが広がればうれしい」とも。

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