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浜松のばねメーカーがイヤーフック「痛くなイヤー」販売 マスクひも対策で人気に

「痛くないイヤー」の販売に期待する、取締役・沢根巨樹さん

「痛くないイヤー」の販売に期待する、取締役・沢根巨樹さん

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 ばねの製造メーカー「沢根スプリング」(浜松市南区小沢渡町、TEL 053-447-3451)が製造したイヤーフックが2カ月で約5000個を売り上げ、地元民を中心に人気を集めている。

マスクの紐に引っ掛けることで耳が痛くならない「耳痛くなイヤー」

 自動車や医療などあらゆる分野のばねを製造し販売する同社。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、従業員はマスクを着用し業務を行っていた。8時間着用していることで、耳の後ろが痛くなった社員が、なんとかしようとばねに使用するワイヤーを利用してイヤーフックを製作。現場で使ったところ、耳が痛くならなくないと好評だった。そこで、同じような悩みを持つ人の役に立てばと考え、イヤーフック「痛くないイヤー」として4月29日に販売を開始。2週間ほどで2,000個の注文があり、2カ月で約5,000個を販売した。

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 頭の後ろ側で、マスクの両ひもにフックを引っ掛けて使用する同商品。「これでもうけようと思っていない」という取締役の沢根巨樹(おおき)さん。職場や仕事中に使ってもらうことを想定し、シンプルなデザインで100円で販売。サイズは全長約15センチで、線径1.2ミリ。ステンレス製のため、さびにくく壊れにくく、約2グラムと軽いため、つけていても負担にならないという。ほかにも、手で力を入れれば曲げられるため、自分でカーブを調整することができる。大きすぎる場合は、マスクのひもの長さを調整することで自分に合ったサイズにできる。

 送料のほうが高くなってしまうことから、基本的には同社の店頭で発売。ほかには、セブン―イレブン磐田大久保店で販売し、大口の注文はホームページでも受け付ける。自分で使うために購入するという人もいるが、マスクと一緒に寄付をするために購入した団体や、老人ホームや介護施設などがまとめて購入するほか、保険販売業のノベルティとして購入されることもあるという。

 ほかにも、新型コロナウイル予防に関する商品をケイプランニング(東区上西町)と共同で開発している同社。頭への固定をゴムバンドの代わりにステンレスを使った「飛沫防止シールド」(330円)を販売。現在、マスクをしてしまうと表情が分からないことから、表情が分かるマウスシールドを開発しており7月中の販売を目指す。

 「新型コロナウイルスの影響で苦しい時期なので、こうした商品で少しでも社会貢献できれば」と沢根さん。「今後もその時々の状況にあった商品を開発して皆さんに届けていきたい」とも。

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