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浜松・鍛治町にヨーグルトを使ったかき氷店 変わった見た目と食感で

多くの人の来店を期待する、店長の三林良馬さん

多くの人の来店を期待する、店長の三林良馬さん

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 かき氷専門カフェ「不思議なかき氷」(浜松市中区鍛冶町、TEL 053-415-9776)が7月3日、オープンした。

ヨーグルトとはちみつを使った一番人気のかき氷「イチゴ」

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 オーナーからかき氷の店を任せられることになった店長の三林良馬さん。市内のかき氷店を食べ歩き研究し、宮崎に変わったかき氷があると聞き、足を運んだ。「ヨーグルトを使った今まで食べたことのない味。とにかくおいしくてその味にほれ込んだ」と三林さん。かき氷にヨーグルトを使うことを決め、氷の扱い方や氷を削る歯の状態で味が変わることから、試行錯誤し納得できるかき氷を完成。店舗を改装し、オープンにこぎ着けた。

 店舗面積は約24坪。テーブル席が16席。白を基調とした、シンプルで清潔感ある店内。ハワイをイメージした絵を飾ることで常夏のハワイで食べているような雰囲気を演出する。

 ベースとなる「ハニーヨーグルト」をはじめとし、ヨーグルト、はちみつ、ソース、果肉、ビスケットを使ったかき氷を6種類用意。氷を選ぶ際、天然氷も検討したが、供給の安定と、不純物が入っていないことなどから、地元浜松のソーラーアイスを採用。さまざまなヨーグルトを調達し、試作。かき氷にしたときに相性がいいヨーグルトを選んだ。女性を中心に人気が高いのは「イチゴ」と「マンゴー」で、約半数の人が注文するという。ほかには「みかん」や「ぶどう」、「レモン」(以上、1,200円)を用意。今後、期間限定でメロンのかき氷を提供する予定で、ほかにも、ヨーグルト以外の食材を使ったかき氷も検討していく。

 新型コロナウイルスの対策として、店頭に来店した人が顔を映すと自動で検温する機械を設置。スタッフはマスクを着用。扉を開けて換気をし、店内は消毒清掃をこまめに行っている。ほかにも、使い捨て布巾を使う。

 かき氷を食べた人からは「初めて食べた不思議な味」、「頭がキーンとしない」、「ビスケットの食感がいい」といった言葉が聞かれ、写真を撮る人も多くいるという。「ヨーグルトのかき氷は珍しく、今までのかき氷のイメージを払拭(ふっしょく)すると思う」と三林さん。「アットホームな雰囲気の店。夏の楽しい思い出作りに貢献できれば」とも。

 営業時間は11時~18時(シーズンで営業時間の変更あり)。

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