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浜松・中央に万年筆専門店が移転リニューアル 逆境をチャンスに、新たな試みも

多くの方の来店を期待するスタッフ

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 万年筆専門店「BUNGUBOX(ブングボックス)」(浜松市中区中央、TEL 053-415-8639)が7月6日、移転リニューアルオープンした。

様々な種類の万年筆が並ぶ店内

 2012(平成24)年2月、肴町に4.5坪ほどの店舗でオープンした同店。徐々に手狭となり、ECショップの対応や商品配送を行うため、店から歩いて5分ほどの場所に別に事務所を借りて行き来をしていた。不便ではあったが、来店する人にとっても慣れた場所であったことから、移転せずにいたという。2月に8周年を迎え、記念パーティーを行う予定だったが、新型コロナウイルスの影響を受け延期。当時、自粛ムードのため来店する人が減っていたこともあり、今が移転のタイミングだと考えた社長の山岸薫さん。3月から物件を探し、店舗と事務所として兼用で使える広い物件が見つかったことから、改装をしてリニューアルオープンにこぎ着けた。

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 店舗面積は約5坪。以前の店舗と広さはそれほど変わらないが、狭い間口から奥に長かった店内が、間口が広くなったことで解放感を感じる店内となった。「3人いると密を感じたが、現在は4人でもソーシャルディスタンスを保てると思う」と山岸さん。1つだったカウンターを2つに増設。一つは万年筆の入ったショーケースを設置し、会計を行うスペースとして使う。もう一つは新型コロナウイルスが落ち着いたら、座って万年筆の試し書きをしたり、お茶を飲んでゆっくりとした時間を過ごせるスペースにする予定だという。

 ほかにも、目の前に駐車場があり、車でも来店しやすくなった。これまでオリジナルの万年筆やインクも作ってきた同店。現在も海外から購入してくれる人がおり、世界に通用する会社にしたいという思いから、海外からも直接購入できる海外対応サイトも企画している。

 リニューアルオープンのイベントとして、25日・26日の2日間、ペン先の幅の調整を行う「ニブシェイパー」を店頭に迎え、ペン先を調整するイベントを開催。1人当たり30分で調整を行う。完全予約制で、購入先やメーカーを問わないが、持ち込みの万年筆に関しては有料(3,000円)で応じ、当日購入した万年筆については無料で対応する。

 新型コロナウイルスの対策として、マスクを着用、カウンターには飛沫防止のための透明のビニールシートを設置。アルコール消毒を準備し、店内の消毒や換気をまめに行っている。店内の滞在時間を30分以内にお願いするほか、入場制限も行う。

 「新型コロナウイルスの影響で本当に困ったこともあったが、逆に気づきもあり、それが世界に向けてキックオフするきっかけになった」と山岸さん。「豊かな手書きの生活を提案させていただいている。1,000円程度の初心者でもスタートしやすい万年筆もあるのでぜひ気軽にお店に来てほしい」と呼び掛ける。

 営業時間は11時~18時。水曜定休。イベントは25日=12時~18時、26日=11時~18時。

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