キッチングッズ専門店「Brounie1 (ブルーニーワン)」(TEL 053-488-5400)が8月7日、ザザシティ西館(浜松市中区鍛冶町)にオープンした。
同館で、雑貨店「C0pernicus(コペルニクス)」と、「ドレス&アクセサリー ..by6sense(バイシックスセンス)」を経営しているオーナーの野間歩さん。1階は人通りが少ないが、地下は食材や日用品を販売しているため人の動きがあることに着目。地下で、ドレスのセールなど催事を行ったところ、食品を買いに来た人や、通りがかりの人が多く訪れた。その際、1階に店があることを伝えると、店にも足を運んでくれる効果があった。そこで地下に新たに店舗オープンを決意。最近は、家にいることが多く、キッチン用品にこだわる人が増えていると感じていたことから、キッチン用品専門店としてオープンにこぎ着けた。
店舗面積は約10坪。木のぬくもりを出すため、壁全体に木の模様の壁紙を貼り、自然な雰囲気に仕上げた。来店した人が見やすいように陳列棚に商品をレイアウトし、何が置いてあるか分かるよう手書きのポップも活用。オープンしたばかりだが、より商品を探しやすいよう、レイアウトは見直し改善していくという。
楽しく前向きな気持ちで料理を作ってほしいと考え、カラフルなデザインのキッチン用品を中心に、約1000種類の商品を用意する同店。カナダ発のキッチンブランド「joie(ジョア)」の商品をメインで用意。「浜松ではこれだけ品ぞろえが多いところはないと思う」と野間さん。ニンニクの形をした保存容器や、豚の顔の鍋つかみ、トマト柄のコップや鍋の蓋など、動物や野菜をモチーフとし、ユニークかつ機能的な商品をそろえる。ほかにも、電子レンジや食器洗い乾燥機に対応する、北欧デザインの美濃焼の皿も各種用意している。
「LOQI(ローキー)」のエコバッグは、日本や世界の有名な絵画を描いたものを中心に100種ほど用意。今の時期人気なのは、「ゴッホ」の「ひまわり」で、男性は現代アートの「ジャン=ミシェル・バスキア」や、「キース・ヘリング」の絵画が描かれたものを選ぶ人が多いという。ほかにも、コンビニなどで使いやすい小さいサイズのエコバッグも販売していたが、現在売り切れになっている。今後は、地域に貢献できるよう、ゴミを減らしたり、水質保全につなげたりするような、エコ商品を充実させる予定。
新型コロナウイルスの対策として、マスクを着用し、アルコールで手指消毒を徹底。会計の際は、トレーを使い直接手が触れないようにしている。
「食料品を買うついでに寄ってくれる人も多い。人と会うことが少ない時期でもあり話をしたくて店に来てくれる人も多く、話を聞けるのが楽しい」と野間さん。「周りの方々に成長させてもらっている。地域の人に愛される店にしていきたい」とも。
営業時間は10時~20時。