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浜松・大平に健康志向の料理教室 講座に発酵調味料や薬膳を使い

「きちんと知りたい発酵調味料~醤油編~」の一例

「きちんと知りたい発酵調味料~醤油編~」の一例

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 「料理教室と食の工房『里山の台所猫も杓子(しゃくし)も』」(浜松市浜北区大平)が11月1日、オープンした。

講座はパーテーションを置いて座席を減らしたテーブルで行われる

 20代後半になり、年をとっても仕事をしたいが、長く続けるためには好きなことや得意なことがいいと感じた店主の足立るみさん。料理と、カフェでくつろぐことが好きだったことから、そうした店を開こうと東京の調理師専門学校に通い、調理師免許を取得。その後、地元のスーパーでデモンストレーションとして料理を振る舞ったり、菓子メーカーで菓子について学び製菓衛生師の資格を取得したりした。おいしいだけでなく自然と体にやさしい料理を提供したいと、仕事のかたわら名古屋の教室に通い、発酵食品や薬膳についても学び「発酵ライフアドバイザープロフェッショナル」や「国際中医薬膳師」などの認定資格を取得。準備が整ったことから、自宅の離れを改装してオープンにこぎ着けた。

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 店舗面積は約4坪。カウンターが2席、テーブルが12席の計14席。現在は、密にならないようテーブル8席のみを使う。昭和時代に建てられた建物を、古民家風に改装。「酒蔵やしょうゆ、みそなどの発酵蔵にはいい菌が漂っている。この店にも菌が住みついてほしいので自然の素材を使った」と足立さん。壁は自分で白いしっくいで塗り、床には自分で柿渋を塗って黒くしたFSC認証を受けた天竜杉を使い、落ち着いた雰囲気に仕上げた。

 発酵調味料や薬膳を使ったランチ付きの3講座と、おやつを作る1講座の計4講座を開催。「きちんと知りたい発酵調味料」(3,800円)は、約2時間半の料理教室。酢、しょうゆ、みそといった日本の食卓に欠かせない発酵調味料についての講座や食べ比べをし、出来上がった料理をその場で食べる。「お家の味を作ろう 3時の手づくりおやつ」(2,500円)は、約1時間半の教室で、手軽で簡単な菓子の作り方を月替わりで紹介。作った菓子はその場で食べることも持ち帰ることもできる。講座は定員6人で予約制。現在は、料理教室のみ開催しているが、来年の1月ごろから、発酵調味料や薬膳を盛り込んだワンプレートランチの提供を開始する予定(「きちんと知りたい発酵調味料」の受講料は2021年3月までの開店記念価格)(以上、税別)。

 新型コロナウイルスの対策として、スタッフは検温、手指消毒を徹底し、参加者の了解を得た講義中以外はマスクを着用。来店者には検温、手指消毒、マスク着用をお願いし、予約時に連絡先の確認を行っている。窓を開け放って換気を行い、定期的に店内のアルコール消毒清掃を行っている。

 「猫とご飯が好きなので、猫としゃもじの両方が入ったこの店名にした。『誰もかれもが』という意味があるので、生きとし生けるものが食を通じて幸せになるよう、少しでも貢献できれば」と足立さん。「来年の2月からは発酵ライフ推進協会の浜松校となる予定。今まで名古屋や東京に行かないと学べなかったことが浜松で学べるのでぜひ利用してほしい」と呼び掛ける。

 営業時間、定休日は講座の開催によって異なる。

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