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浜松・善地にペット向け総菜店 地元の食材を使いペットの体を考えた総菜をそろえ

多くの来店を期待する、オーナーの加藤さんと店長の荒木さん

多くの来店を期待する、オーナーの加藤さんと店長の荒木さん

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 ペット向け総菜専門店「キラキラキッチンおいしがり」(浜松市浜北区善地、TEL 053-581-7144)が1月8日、オープンした。

左からクッキー、パン、カステラの「わんこのおやつ」

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 今年3月にオープン10周年を迎える「トリミングプラザキラキラ」オーナーの加藤美代子さんがを務める同店。犬や猫の飼い主に寄り添える店でありたいというコンセプトで店をやってきたが、この10年の間に、飼い主の悩みが犬がよくほえるということから元気がないということに変わってきていた。東京ではすでに犬のための弁当や総菜を扱う店があったことから、犬の健康を考えいつか犬の食事を扱う店をやりたいと思っていたところ、浜北商工会の女性創業スクールで店長の荒木正子さんと知り合った。荒木さんがペットのための総菜を販売する場所を探していることを知り、トリミング店の倉庫だった場所を店舗として貸し出し、改装してオープンにこぎ着けた。

 店舗面積は約4坪。商品を渡すカウンターがあり、その奥が総菜を作る工房になっている。

 加藤農園(北区都田町)の野菜や三ケ日牛など、地元の野菜や肉を使ったペット用の総菜を提供。もともとペットフードを利用している飼い主が多いことから、現在はペットフードの上にかけるトッピングをメインで扱う。ゆでた野菜やささみ肉などを合わせた「旬の野菜のトッピング」(100グラム=400円~)や、きのこ、カボチャ、トマトなどの野菜で作った「ミートソース」(150グラム=500円)など、そのときに仕入れた食材に合わせたトッピングを用意。国産小麦で作った自家製の「わんこのパン」(250円)や「わんこのクッキー」(350円)などのおやつもそろえる。ほかにも、飼い主の要望に応え、犬種に合わせて肉や卵を使って作る「誕生日ケーキ」(2,000円~)も提供。今後、ペットフードに混ぜたり、水を足したりして水分補給に使える、だしからとったスープを量り売りしていく予定。総菜を販売するだけでなく、元気な時の食事や老犬になったときの食事、栄養バランスなど、ペットの食育に関するセミナーも開催する。

 新型コロナウイルスの対策として、スタッフはマスク着用、手指消毒を徹底。店頭には手指消毒を用意し、来店者にもマスク着用をお願いする。来店者がいる間は、扉を開けて換気をし、店内のアルコール消毒清掃も行う。

 すでに同店を利用した人からは「犬がいつまでもお皿をなめていた」、「香りがいい」といった声が届いている。「わんちゃんが心からおいしいと思ってもらえるものを提供したい」と加藤さん。荒木さんは「いい食材を使って犬のための料理を作ってほしい。そして飼い主さん自身も心豊かな生活が送れるような食生活を意識してもらえればうれしい」と話す。

 営業時間は11時~15時(トリミングプラザキラキラの営業時間10時~20時も販売可能)。誕生日ケーキは予約制。

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