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遠州鉄道がエヴァンゲリオンとコラボ エヴァ2号機と8号機のラッピング列車

「モデル地と合わせて浜松観光も楽しんでほしい」と話す副所長の澤井さん(右)と広報の望月さん(左)

「モデル地と合わせて浜松観光も楽しんでほしい」と話す副所長の澤井さん(右)と広報の望月さん(左)

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遠州鉄道(浜松市東区西ケ崎町、TEL 053-435-0221)が11月17日から、天竜浜名湖鉄道(天竜区二俣町)とアニメ映画「シン・エヴァンゲリオン劇場版」とコラボした企画「人類乗車計画」を開催する。

エヴァ2号機と8号機をデザインしたラッピング列車

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 遠州鉄道は、浜松の中心市街地の新浜松駅(中区)から西鹿島駅(天竜区)まで、17.8キロメートル間を結び、西鹿島駅から天竜浜名湖鉄道に乗り換え接続する鉄道。今年3月に公開し、興行収入100億円を超えた人気アニメ映画「シン・エヴァンゲリオン劇場版」に登場する「第3村」のモデル地になった天竜浜名湖鉄道の天竜二俣駅や、浜松市への観光誘客の促進を目指し、コラボイベントを企画。作中で登場する「人類補完計画」をもじり、企画名を「人類乗車計画」と名付け、期間限定で開催する。

 期間中にさまざまなコラボ企画を用意。11月8日から新浜松駅の階段と壁面、西鹿島駅の天竜浜名湖鉄道への連絡通路は、アニメの主要キャラクターや「人類乗車計画」の文字で装飾。入り口やホームなど、新浜松駅内の6カ所の駅名看板を、「シン・ハママツ」に掛け替えた。「エヴァンゲリオン2号機」と「8号機」をイメージしたデザインのラッピング車両2両を用意。「赤電」と呼ばれ親しまれる同鉄道のイメージカラーに合わせて、赤色の「2号機」を採用した。「ファンに喜んでもらうため、細部までとことんこだわった」と副所長の澤井孝光さん。通常、中づり広告・額面広告として使うフレームは、全て作中のシーンや登場キャラクターなどのデザイン画を掲示。11 月 16 日までは新浜松駅に停車し、11 月 17 日から2両を連結して運転する。

 オリジナルデザインのコラボ商品も用意する。一日乗り放題で使える「あかでん1日フリー切符」(1,000円)と、「クリアファイル」(800円)は、2種類のデザインを用意する。「キーホルダー」(各600円)は、表面に駅名看板の「シン・ハママツ」を、裏面にキャラクターを採用。いずれも、新浜松駅・西鹿島駅・西ヶ崎駅に隣接する営業所・浜松駅前バスターミナルで販売。11月12~14日の3日間は、新浜松駅で先行販売し、購入者は停車中のラッピング列車の車内を見学できる。

 今後は、天竜浜名湖鉄道でもラッピング列車の運行を予定しており、両社が協力し浜松の観光促進を図る。澤井さんは「世界中で人気であるアニメのモデル地が浜松にあり、たくさんのファンが訪れることに期待している。エヴァのモデル地はもちろん、その道中の浜松の観光地も同時に楽しんでもらえたら」と話す。

 ラッピング車両運行は来年5月31日まで。

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