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浜松科学館のプラネタリウムがリニューアル 1億個の星を投影

「新しいプラネタリウムを楽しんでほしい」と話す、職員の雨森さん(左)と加藤さん(右).jpg

「新しいプラネタリウムを楽しんでほしい」と話す、職員の雨森さん(左)と加藤さん(右).jpg

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 「浜松科学館」(浜松市中区北寺島町、TEL 053-454-0178)のプラネタリウムが3月1日、リニューアルした。

またたく星空を忠実に再現するプラネタリウム

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 同館は、さまざまな体験を通して、楽しみながら科学の原理を学ぶことができる施設として1986(昭和61)年に開館。2019年に大型リニューアルし、「みらいーら」の愛称で親しまれてきた。館内のプラネタリウムは、2006(平成18)年に導入した投影機器を使っていたが、老朽化が進んだためリニューアルを決めた。設備入れ替えのため、昨年10月1日から今年2月28日までプラネタリウムを休館。最新型の投影機とプロジェクターを導入し、リニューアルオープンを迎えた。

 従来の300倍となる1億個の星を映し出すことができる光学式の投影機を新たに導入。白と黒のコントラストを鮮明に投影するため、広大な宇宙の奥行き感を忠実に表現できる。星は一つ一つ異なる色を持つが、その再現性も高いという。「リニューアルにより星の美しさが増した。街明かりのない真っ暗な場所で夜空を見上げた時のような、本物に近い星空を再現できる」と天文チームの雨森優一さん。投影機のデザインは、浜松名産のミカンをイメージし、オレンジ色を配色した。

 星座の絵や線、地上の風景などの映像を投影する、最新型のプロジェクターも4台導入。デジタル式の技術を使うため、星を移動させるような演出も可能となり、映画のような「大型映像」を明るく色鮮やかに映し出す。

 現在、3つのプログラムを上映している。「星がキラめく街浜松~遠州のからっ風ときらきら星~」は、同館が企画・制作した45分間のオリジナルプラネタリウム演目。来館当日の浜松市の星空を紹介。その後、遠州地方の強い風がキラキラとまたたく美しい星空と関係しているという話を、職員の生解説を聞きながら楽しむことができる。花火師がプロデュースした「ハナビリウム」は、色鮮やかな花火をプロジェクターで投影する30分間の大型映像。通常、横から眺める花火を、真下から見上げることができる。「こんやのお星さまとおたんじょうびの星座」は、幼児向けの30分間のプログラム。小さな子どもにも分かりやすい解説のもと、当月の誕生星座を映し出す。

 新型コロナウイルス対策として、来館時に手指消毒と検温、マスク着用を求める。スタッフは、出勤前の検温、マスク着用、手指消毒を義務化。プラネタリウム場内は、空調システムを導入し換気を徹底。混雑する場合は、ソーシャルディスタンスを保つように呼び掛ける。

 雨森さんは「新しいプラネタリウムを見て、本当の星空を見たいと思うきっかけになればうれしい。十分な感染対策をしているので、安心して来館してほしい」と話す。

 開館時間は9時30分~17時。入館料は、常設展とプラネタリウムまたは大型映像1回分観覧料のセットで、大人=1,100円、高校生=550円、小学生以下無料。月曜休館。プラネタリウムの上映時間は、同館公式ホームページで公開する。

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