浜松市が現在、市内飲食店での飲食代を還元する事業「第4弾 1億円キャッシュバックキャンペーン」（TEL 053-452-0556）を実施している。

　同事業は、新型コロナの影響を受け厳しい経営環境が続く飲食店の支援のため昨年3月に始め、今回で4回目を迎える。ゴールデンウイーク前のタイミングに需要喚起し、感染対策を講じた上で外食を楽しんでもらおうと実施を決めた。

　1回の飲食につき5万円を上限として、飲食した際に支払った額と同額をキャッシュバックする。対象店は「はままつ安全・安心な飲食店認証制度」の認証店か、事前に参加申請した「ふじのくに安全・安心認証（飲食店）制度」の認証店の計約1300店。前回開催時は、一度の食事人数を4人以下と定めていたが、今回は制限がない。応募方法は、対象店舗で飲食した際にレシートと応募カードを受け取り、これを撮影した写真データを用意。公式ホームページか郵送で応募する。期間中は毎日抽選で400組が当選。当選者には当選決定通知を郵送し、受け取り口座を登録することで後日、振り込みで還元する。

　応募時のアンケートに回答すると、期間終了後、抽選で1000人に「浜松・浜名湖のカタログギフト～浜名湖だより」(5,500円)が当たる。カタログには、ウナギや浜松ギョーザ、遠州綿紬製品など27事業者による浜松名産品を49品をそろえる。

　開始後は連日、400組以上の申し込みを受けているという。浜松市役所観光・シティプロモーション課の水谷一斗さんは「浜松の経済活性化につなげたい。感染対策を整えた上で、飲食店での食事を楽しんでもらえたら」と話す。

　対象期間は5月24日まで（応募は5月26日まで）。予算に達し次第、終了。