浜松市南区が現在、イベント「出世大名家康くんARフォトコンテスト」(TEL 053-425-1120)を開催している。
浜松市による地域力向上事業の一環として、南区では2016(平成28)年から地域の誘客推進を行ってきた。今年からイベント名称を「中田島オータムフェスタ」に変更。遠州灘海浜公園を会場に10月22日に開催を予定する。「キャンプテント設営体験コーナー」や「子ども向け縁日コーナー」、「交通安全イベントコーナー」などを設け、中田島砂丘や浜松まつり会館を含む中田島地域の認知度向上を目指す。
「出世大名家康くんARフォトコンテスト」は、同イベントの一環として開催する。浜松市が「デジタル・スマートシティ政策」を推進していることを背景に、デジタル技術に触れる機会を提供したいと企画した。SNSとAR技術を活用し、南区の魅力を市内外問わず広く発信する。
「浜松市南区をPRできる建造物、風景、行事等」をテーマにした写真を募集する。スマートフォンから公式ホームぺージにアクセスし、用意した「家康くん」のポーズデザイン12種類の中からいずれかを選ぶと、画面が切り替わりAR撮影できる。「有名な観光地はもちろん、今まで意識していなかった魅力の発見につながればうれしい。自由な発想で撮影を楽しんでほしい」と浜松市南区区振興課の鈴木嵩徳さん。優秀賞10点には、副賞として浜松市南区ゆかりの品を進呈する。
鈴木さんは「この機会にAR技術に触れて面白さを感じてほしい。南区の魅力を伝える写真を期待している」と話す。
同イベントの公式インスタグラムアカウントをフォローした上で、インスタグラムで投稿することで応募できる。投稿には、ハッシュタグ「家康くんARフォトコン2022」を付け、文面に撮影年月と撮影場所、コメントを記入するよう求める。応募締め切りは12月19日。