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ザザ中央館でリニューアル4周年記念イベント ミシュランシェフ監修メニュー販売も

「ザザ中央館らしいイベントを楽しんでほしい」と話すマネジャーの廣田さんと(下)と館長の青柳さん(上)

「ザザ中央館らしいイベントを楽しんでほしい」と話すマネジャーの廣田さんと(下)と館長の青柳さん(上)

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 「ザザ中央館」(浜松市中区鍛冶町、TEL 053-459-3333)が現在、リニューアル4周年記念イベント「ありがとう4周年 FANTASTIC(ファンタスティック)」を開催している。

ミシュランシェフ堀江さん監修のメニュー

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 同館は、1997(平成9)年に西武百貨店が撤退し、跡地を利用した市の再開発事業として、2001(平成13)年にオープンした複合商業施設。2011(平成23)年から、ガスや水道などの設備会社「日管」(中区池町)が中心となり管理・運営する。郊外型ショッピングモールが増える中で、中心市街地のにぎわいスポットを目指し、2018(平成30)年にフードホール「はままつ楽市」を新設し、リニューアルした。

 現在、4周年記念イベントとしてさまざまな企画を用意している。テナント飲食店では、価格以上の満足感が得られる料理店「ビブグルマン」として、ミシュランガイドに6年連続掲載されたビストロ「T'astous(タストゥー)」(東京都)とコラボ。同店シェフの堀江毅さんが、各テナントの特色を生かしつつ監修したメニューを用意する。「浜松餃子(ぎょうざ)スタジアム」で販売する「オリジナル黒トリュフプリン」(500円)は、黒トリュフの芳醇(ほうじゅん)な香りと滑らかな舌触りを楽しめる。フルーツ専門店「まつもとフルーツ・トレピーニ」の「禁断のアップルパイシュー」(480円)や、静岡のB級グルメ店「フジサン・デリ」の「トリュフ入り まっ黒クロッケのチーズソース」(800円)など、8種類のコラボメニューをそろえる。監修メニューの購入者を対象に、「オリジナル黒トリュフプリン」を進呈する抽選会も行う。

 企画展「大ネオン食堂」は、昨年東京タワーで開催された「大ネオン展」の作品制作を手がけた「アオイネオン」(静岡市)協力の下、6人のアーティストによるネオンアート8作品をフードホール内で展示する。現代美術家の赤塚りえ子さんによる、おでんをモチーフにした作品「ニューアカツカ」や、ネオン画家はらわたちゅん子さんの2メートル四方を超える大きさの作品「ネオンガール」などが並ぶ。同館マネジャーの廣田誠さんは「ネオンを身近に体感する『ネオン浴』と食事を同時に楽しめるめったいない企画。フォトスポットとしても利用してほしい」と話す。

 「ザザ中央館展」は、浜松の街中の歴史ある写真と、同館のこれまでの歩みをパネル展示する。にぎわいを失いつつある中心市街地の活性化を目指して運営する同館の思いを伝えると共に、未来へ向けたよりよい街づくりのためのアイデアを募るコーナーも用意する。このほか、浜松市出身のマジシャンのテツローさんによるテーブルマジックショーも行う。

 廣田さんは「ザザ中央館らしく、老若男女問わず楽しめるように、たくさんの企画を詰め込んだ。『ワチャワチャ』『ガチャガチャ』としたにぎわいを感じてもらえたら」と話す。

 営業時間は10時~22時(金曜・土曜は23時まで)。11月30日まで。

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