洋食店「32santi(みつさんち)」(浜松市西区志都呂、TEL 053-488-7732)が11月13日、オープンした。
店主の鈴木充洋さんは、高校卒業後、イタリアンなどの洋食から和食まで、料理人として26年間経験。調理から接客までを全て自身で行う、理想とする店を形にしたいと考え、元々ガレージだった建物をリフォームして、独立開業した。
店舗面積は約8坪。席数は、テーブル=6席、カウンター=3席。店内は、ドラム缶を素材に店主自ら創作した家具や壁に木目の合板を使い、ガレージのような雰囲気を感じさせるデザインに仕上げた。
メインメニューは、「ミートソーススパゲティ」「グリーンカレー」「サラダ」の3種類のみ。「毎日食べても良いと思える、自信をもって薦められるメニューだけを選び抜いた」と鈴木さん。
同店看板メニューの「ミートソーススパゲティ」(1,000円)は、約6時間かけてじっくりと煮込んだソースを使う。できる限り地元野菜を使い、牛と豚を粗挽きすることで「ガツンとした肉の味」を楽しめるという。タイ産のトウガラシ「プリッキーヌ」をベースに使う「グリーンカレー」(1,000円)は、香りが良くまろやかな口当たりのココナツミルクで仕上げる。「野菜を野菜で食べる」をコンセプトにした「サラダ」(レギュラー=650円)は、すりおろした野菜など、ドレッシングに中に地元野菜をふんだんに入れる。ドレッシングは、「イタリアン」「シーザー」「マスタード」の3種類から選べる。いずれのメニューも、「キノコ」「ツナ」など約10種類のトッピングを用意する。
アレンジメニュー「メニュー裏の裏メニュー」も用意。グリーンカレーにミートソース加えた「ミートソースdeグリーンカレー」、ごはんの代わりに豆腐を使うヘルシーなメニュー「とうふdeミラノ風ドリア」(以上1,000円)などをそろえる。
あえて広告は打たず、口コミなどで徐々に周知されるように期待する。鈴木さんは「はやりを追いかけるのではなく、自分が納得したものだけ提供している。『あの店のあれが食べたい』と思われるような店を目指していきたい」と話す。
営業時間は、11時30分~14時、18時~23時。