2月14日のバレンタインデーを間近に控え、浜松では現在、バレンタイン商戦が本格化している。
ドイツの老舗ブランド「STORZ(ストルツ)」のチョコレート
浜松駅前の「遠鉄百貨店」(中区)では、毎年恒例のイベント「アムール・デュ・ショコラ」を開催し、100以上のブランドが集結している。イチゴ菓子専門店「オードリー」は、ドライイチゴ入りのホワイトチョコレート「ハローベリー」(5個=1,080円)や、花束のような見た目のラングドシャ「グレイシア」(8本=1,166円)などをそろえる。ニューヨークスタイルの焼き菓子店「グラマシーニューヨーク」は、ガーナ産カカオのチョコレートとマカダミアナッツをのせたラングドシャ「マカダミアチョコバレット」(6個=1,080円)を用意。日本人女性ショコラティエールによるブランド「ナカムラチョコレート」は、陶器をイメージして和風デザインに仕上げた「ナカムラ セレクション」(6個=2,635円)などを販売する。
洋菓子店「リープリング」(北区)では、1つ1つ手作りしたバレンタイン限定のスイーツを用意。「ミックスショコラクッキー」(2,160円)は、チョコレートを使ったものを多く詰め合わせてバレンタイン仕様にした。一口サイズのチョコレート「ショコラ」(6個=1,728円)は、「アプリコット」「パッション清見」「抹茶」など6種類をセットにする。昨年も好評だったという「サブレショコラ」(2枚=303円)は、ココアが入ったサブレ生地にホワイトチョコを挟み、「サクサクとホロっとした食感」を同時に楽しめるという。
クラフトチョコレート専門店「アトリエショコラ アントゥル」(中区)は1月26日、バレンタイン限定商品「ボンボンショコラ」(6個=2,138円)の販売を始めた。天竜区産の茶葉を使う「抹茶」、フランス産ゲランドの塩をアクセントに加えた「キャラメル」など6種類のフレーバーを用意。事業開発室の古橋貴之さんは「大切な人に思いが伝えわるように、1粒1粒を宝石のように美しく作り上げた」と話す。
雑貨店「プラザ浜松メイワン店」(中区)では現在、バレンタイン企画「バースティング ウィズ ファン&ヤム!」を開催。ドイツの老舗チョコレートブランド「STORZ(ストルツ)」を扱う。動物や乗り物などをモチーフにしたポップなデザインが特徴で、なめらかな口どけと上品な甘さも味わえる。クマとウサギをかわいらしくデザインした包み紙の「チョコレートチューブ」(540円)、赤色のリボンで装飾した箱に詰め合わせた「チョコレートミニボックス」(432円)など約10種類を並べる。
イオンモール浜松市野(東区)の「バレンタイン スイーツカーニバル」では、チョコレートに限らず全国8ブランドのスイーツを集めた。東京のカヌレ専門店「カヌレ・ドゥ・トーキョー」は、同店パティシエが日本人好みにアレンジした「東京カヌレ」(290円~)を販売。このほか、大阪道頓堀のエッグタルト専門店「アンドリュー」の「エッグタルト」(330円)、埼玉県のベルギーワッフル専門店「リエージュ」の「ワッフル」(210円~)などをそろえる。営業担当者の古谷彩佳さんは「どれにしようか選ぶ時間も含めて楽しんでもらえたら」と話す。