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浜松・引佐町で「おんな城主 直虎」回顧展 初展示品そろえドラマと歴史紹介

「次郎法師」の衣装について説明する浜松市役所の大平さん

「次郎法師」の衣装について説明する浜松市役所の大平さん

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 浜松市地域遺産センター(浜松市北区引佐町、TEL 053-457-2295)で現在、企画展「大河ドラマ『おんな城主 直虎』回顧展」が開催されている。

ドラマに使った実物の題字

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 大河ドラマ「どうする家康」の放送開始に合わせた企画で、2017(平成29)年に放送した「おんな城主 直虎」に再び注目してもらうことで、地域観光の活性化につなげたいと開催する。

 1階には、同展のために用意したパネル16点を展示。登場人物の相関図やドラマ全50話のあらすじ、井伊家とゆかりの深い17カ所を紹介した「ゆかりの地マップ」などを展示する。浜松市役所観光・シティプロモーション課の大平哲也さんは「ドラマのシーンを思い起こすような内容になっている。直虎に再度注目して、ゆかりの地をめぐってもらえたら」と話す。

 2階には、「おんな城主 直虎 大河ドラマ館」でも展示していた「次郎法師」の衣装を用意。このほか、2018(平成30) 年から常設している「メモリアル展示」として、実物のドラマ題字や、プロジェクションマッピングを使った地形模型なども楽しめる。

 来場した柴本佳耶さん(浜松市中区)は「数年前から直虎ゆかりの地を巡っている。ドラマ放送後、6年越しに地元で衣装やパネルなどが見られてうれしい」と笑顔で話した。

 大平さんは「浜松は、近年3度も大河ドラマの舞台になった歴史資源が豊富な街。同展をきっかけに、北区にも足を運んでもらい、浜松の歴史や特徴を知ってもらいたい」と話す。

 開館時間は9時~17時。月曜休館。入館無料。来年1月14日まで。

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