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人気駄菓子「チョコバット」が缶入りパンに 三立製菓とヤタローがコラボ

三立製菓とヤタローのコラボ商品「チョコバットくんのふわチョコパン」

三立製菓とヤタローのコラボ商品「チョコバットくんのふわチョコパン」

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 菓子メーカー「三立製菓」(浜松市中区中央)が4月17日、パン・菓子メーカー「ヤタローグループ」(浜松市東区丸塚町)と共同開発した缶入りパン「チョコバットくんのふわチョコパン」の販売を始めた。

チョコチップ入りのふんわりと仕上げたココア風味の生地

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 1921(大正10)年創業の三立製菓は、「かにぱん」「源氏パイ」などの全国的な人気商品を扱う菓子メーカー。広報担当者の望月沙枝子さんによると、同じ菓子メーカーとして地元を盛り上げたいという思いがつながり、ヤタローグループと共同開発を決めたという。

 同商品は、1964(昭和39)年に販売開始した三立製菓の人気商品「チョコバット」の味を、土産品として手に取りやすいよう「缶入りパン」として表現した。ヤタローは、長期保存できる缶入りパン「富士山缶詰ぱん」を過去に開発した経験を持つ。このノウハウを生かし、「長持ち」と「おいしさ」を兼ね備えた賞味期限1年の同商品を開発した。

 チョコチップ入りのふんわりと仕上げたココア風味の生地には、チョコバットにも使っている「大豆ペースト」を練り込み、「チョコバットらしさ」を表現。パッケージには、チョコバットのキャラクターを描き、インパクトあるデザインに仕上げた。望月さんは「子どもから大人まで幅広い年代に親しまれる菓子なので、見た目からも『チョコバット』と伝わるよう工夫した」と話す。

 望月さんは「地元の人はもちろん、観光客など多くの人に味わってもらいたい。浜松の企業のことを知るきっかけとなる商品にしてもらえたら」と話す。

 価格は550円(130グラム入り)。3000個を用意する。東名・新東名の一部サービスエリア、JR浜松駅KIOSK、「どうする家康大河ドラマ館」や「浜名湖パルパル」などの観光スポットなどで販売する。

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