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浜松・材木町にフィリピン料理カフェ 食べやすく工夫した本場の家庭料理提供

「気軽にフィリピン料理を楽しんでほしい」と話す「ONE MANILA」店主の鈴木涼太さん

「気軽にフィリピン料理を楽しんでほしい」と話す「ONE MANILA」店主の鈴木涼太さん

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 カフェ「ONE MANILA(ワンマニラ)」が5月13日、建築会社「ヤガワ」の運営する複合商業施設「スタイルカーサ」(浜松市東区材木町、TEL 053-589-5528)内にオープンした。

スイートチリソースを添えた「揚げ春巻きワンプレート」

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 多文化が共生する浜松は、街中にブラジル、韓国、ベトナムなどの料理店やカフェがあるが、フィリピン料理が味わえるカフェがないと感じていた店主の鈴木涼太さん。気軽にフィリピン料理を楽しんでほしいと、同店のオープンを決めた。

 店舗面積は約50坪。席数は、テーブル席33席、カウンター席6席。シンプルなデザインの店内は、木のテーブルや植栽を配置して自然を感じる空間に仕上げる。ゆっくりと過ごせるようにソファ席や子育て世代に配慮したキッズルームも用意する。

 料理を担当するのはフィリピン出身の義母の鈴木ラドマさん。本場フィリピンの家庭料理をベースに、日本人でも食べやすいよう工夫して提供する。ランチメニューは、ライス、揚げ春巻き、レモンとナンプラーであえたサラダ「ソムタム」、日替わりミニデザートなどをセットに付ける。スイートチリソースを付けて食べる「揚げ春巻きワンプレート」(1,480円)は、豚ひき肉にパクチーやセロリなどを香りづけに加える。豚の角煮「スペアリブアドボセット」(1,780円)は、酢を加えて煮込むことで柔らかい食感に仕上げる。チキンをナンプラーで炒めた「ココナッツチキンカレーセット」(1,580円)は、ココナツの甘さでやさしい味付けにしたという。食事と楽しめるようフィリピン産ビール「サンミゲルビール」(780円)なども用意する。

 ドリンクメニューは、凍らせた果物を加えた「フルーツソーダ」、コーヒーの上に生クリームやチョコレートなどをのせた「トリプルチョココーヒー」(以上780円)などを用意。カップに入れたデザートは、生クリームと果物を混ぜた「フルーツカクテル」、「マンゴータピオカ」、ココナツの実を使った「ブコ・パンダン」(以上980円)を用意。4種類の味から選べる「ベルギーワッフル」(1,080円)は、バタークリームにチーズと練乳をのせた「エンサイマーダ」などをそろえる。

 「おしゃれな空間で、手軽にフィリピン料理を味わってもらいたい。今後ディナーメニューも考えているので、楽しみにしてほしい」と話す。

 営業時間は、ランチタイム=11時~14時、カフェタイム=14時~17時。月曜・火曜定休。

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