知育玩具メーカー「シャオール」(浜松市東区半田山)が7月7日、FMラジオ局「K-MIX(ケーミックス)」とタイアップしたカプセルトイ「浜松アクリルキーホルダー」を発売した。
2013(平成25)年に創業し、オリジナル知育玩具を展開する同社。NHK大河ドラマ「どうする家康」の舞台になるなど、全国的にも注目を集めている浜松市をさらに盛り上げたいと、同局とタイアップして同商品の販売に踏み切った。同社がカプセルトイを販売するのは初の試みとなる。社長の宮地完登(かんと)さんは「何がでるか分からないカプセルトイを楽しみながら購入してほしい」と話す。
浜松の「ご当地ネタ」をモチーフにしたアクリルキーホルダーを7種類用意する。全国的な認知度は低いが、浜松市民は全員知っているような題材を選び抜いたという。
遠鉄鉄道の赤色がトレードマークの電車をデザインした「赤電」、浜松まつりを盛り上げるための掛け声「オイショ」「ヤイショ」の文字をあしらった「掛け声」、市内の小学生が安全のため通学の際に着装する「ヘルメット」など、ユニークなデザインを用意。浜松市のゆるキャラ「家康くん」、地元中華ファミリーレストラン「五味八珍」などもそろえる。カプセルトイ販売機のデザインも、浜松ゆかりの名所や人物をラッピングする。
宮地さんは「市外へ出かけた時など、コミュニケーションの話題にもなる。浜松愛を感じながら楽しんでもらえたら」と話す。
価格は1個300円。ビックカメラ浜松店、遠鉄百貨店、サンストリート浜北、イケヤイオンモール浜松モール志都呂店など、県西部の商業施設約20店舗で販売する。