韓国食品・雑貨店「韓ビニ」が7月8日、イオンモール浜松市野(浜松市東区天王町)内にオープンした。
物販会社「SAKURAHUB(サクラハブ)」(埼玉県)と化粧品販売会社「SEKAIE(セカイエ)」(東京都)が運営する同店。韓国の食品やキッチン用品などをそろえ「本場韓国のアイテムをコンビニのように手軽に」をコンセプトに、2020年12月に1号店となる「韓ビニ 川口本店」(埼玉県)をオープン。現在全国に31店舗を展開し、静岡県初出店となる。
店舗面積は約43坪。店内は白を基調に、韓国の国旗の色である青と赤をアクセントに使う。清潔感を大事にし、入店しやすいよう明るい空間に仕上げた。
広報担当者の鹿島百々花さんによると、ドラマやアイドルなどの影響で、若者を中心に韓国への注目が高まる中で、韓国食品や雑貨を扱う店も増えたという。「当店では世間での人気商品だけでなく日本ではまだ知られていない商品を多く仕入れている」とも。韓国出身のスタッフが現地に行き、流行のものや地元の人に人気があるものなどを仕入れるという。
食品や雑貨など常時約1000種類が並ぶ。本場のキムチ、チヂミ、袋麺などの定番の商品から、カトラリーやキッチン用品、韓国文房具雑貨ブランド「ARTBOX(アートボックス)」のシール、ノート、ぬいぐるみなど幅広く展開する。同店オリジナル商品のドリンク「マスカットエード」(160円)は、パッケージに直接ストローを差し込んで飲めるようにデザイン。多くの韓国のコンビニで、同商品のようなパウチ型ドリンクが並ぶという。味は「レモンエード」「ピーチエード」も用意する。韓国で20年以上続くチキン店「ジョンノ」の冷凍チキンは「ヤンニョムチキン」と少し辛く仕上げた「スパイシーホットチキン」(以上780円)をそろえ、「本場の味を家で気軽に楽しめる」と鹿島さん。「ぶどう」「マスカット」「すいか」の3種類のシャーベット状のアイス「ワンポドアル」(220円)、ナタデココが入ったジュース「モグモグジュース」(320円)、自動的に綿あめを作る機械「わたあめ自販機」(500円)などを用意する。
鹿島さんは「食品、雑貨、文房具など豊富な種類のアイテムを用意している。他の店では買うことができない韓国商品を楽しんでほしい」と話す。
営業時間は10時~21時。